日立メディコ、 第9回CAS Young Investigator Award(日立メディコ賞)授賞式・受賞講演を開催

2012.11.19
左より、
日立メディコ前田常雄執行役常務、豊田氏、高尾氏、
家入氏、日本コンピュータ外科学会北島政樹理事長、
第21回日本コンピュータ外科学会大会島田光夫大会長
挨拶する日立メディコ前田常雄執行役常務
 2012年11月2日(金)~4日(日)、徳島市の「あわぎんホール(旧徳島県郷土文化会館)」で開催された第21回日本コンピュータ外科学会(JSCAS)大会(大会長:島田光夫徳島大学大学院消化器・移植外科学教授)において、大会2日目の11月3日(土・文化の日)に、「第9回CAS Young Investigator Award(日立メディコ賞)」の授賞式および受賞講演が行われた。日本コンピュータ外科学会は、2003年からCAS(コンピュータ外科)分野で活躍が期待される若手研究者に(株)日立メディコ(本社:東京都千代田区、執行役社長:北野昌宏)が協賛する「CAS Young Investigator Award(日立メディコ賞)」を授与しており、過去8回22名が受賞している。今回は、ゴールド賞に高尾正樹氏(大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学)、シルバー賞には家入里志氏(九州大学大学院医学研究院小児外科学分野)と豊田和孝氏(九州大学先端融合医療レドックスナビ研究拠点)が選出された。
 授賞式では、一般社団法人日本コンピュータ外科学会北島政樹理事長(国際医療福祉大学学長)より各受賞者に表彰状が、(株)日立メディコ執行役常務の前田常雄氏から副賞が手渡され、前田氏より挨拶があった。前田氏は挨拶で、医療機器分野を取り巻く情勢と先端医療機器に対する大きな期待について述べ、「独自性の高い我が国初発の医療機器、高精度で低侵襲な治療への社会ニーズは極めて大きい。研究の成果が早く、多く実用化されることを切に願っている。受賞者以外の先生方には来年の第10回と言う節目の受賞に向けて活躍されることを期待している」と締めくくった。授賞式に続く受賞講演では、受賞者各氏が、それぞれの研究の歩み、最近の研究成果、現在の研究、共同研究者などを紹介した。「CAS Young Investigator Award(日立メディコ賞)」は若手研究者の研究を奨励すると共に、重要なキャリアとしても認められており、受賞講演後は受賞者と関係者が記念撮影を行うなど、喜びを分かち合っていた。

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