ナナオ、医用、モニター製品群のLEDバックライト化を完了

2012.11.14

長寿命化と低消費電力化をフルラインナップで実現

 ㈱ナナオ(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、5メガピクセル対応のデジタルマンモグラフィ表示モニター EIZO RadiForce GX540(21.3型モノクロ液晶モニター)と、4メガピクセル対応の医用画像表示モニター EIZO RadiForce RX440(29.8 型カラー液晶モニター)を2013年4月22日に発売する。
価格はオープン。オープン価格の製品は標準価格を定めていない。

 今回発売する2つの製品はバックライトにLEDを採用。LEDバックライトを搭載した製品は従来のCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp冷陰極管)バックライト搭載製品と比べて、長寿命化を可能にする。これにより、RadiForce GX540では従来機種が推奨輝度500cd/m2の維持保証に使用40,000時間以内の制限を設けているのに対し、使用時間制限のない完全5年間保証を適用。RX440では従来機種が推奨輝度400cd/m2の維持保証を5年間かつ使用時間10,000時間以内としているのに対し、20,000時間以内に延びる。
 また、LEDバックライトのメリットとして、発光効率が高いため、同サイズの従来機種と比較して消費電力量を約25%低減※する。さらに、CCFLのように水銀を使用していないため、製品廃棄時の環境負荷も軽減する。

※キャリブレーション推奨輝度での同社測定値比較

 その他、同一画面内にモノクロとカラー画像をハイブリッド表示できるHybrid Gamma機能や、DICOM Part 14準拠のキャリブレーションを簡単に実行できる内蔵センサーなど、運用の利便性と信頼性を高める機能や性能を継承している。
なお、今回発表の製品により、同社医用モニターのLEDバックライト化が全て完了した
RadiForce GX540の製品情報
RadiForce RX440の製品情報 

●お問い合わせ
㈱ナナオ
営業1部メディカル課
TEL:03-5715-2014(代)
URL:http://www.eizo.co.jp/