富士フイルム、DR方式・カセッテサイズデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO C 1417s」を発売

2012.09.14
FUJIFILM DR CALNEO C 1417s

 富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・COO中嶋成博)は9月13日、DR方式・カセッテサイズデジタルX線画像診断装置「CALNEO」シリーズとして、クリニック向けに新たに開発した有線モデル「FUJIFILM DR CALNEO C 1417s」を、富士フイルムメディカル(代表取締役社長:平井治郎)を通じて発売した。
 「CALNEO C 1417s」は、少ないX線量でもシャープかつ高画質なX線画像を提供する独自の「ISS方式」の間接変換方式FPDを搭載。CRと比べて低線量での撮影を可能とする。撮影後も約1秒で画像を表示し、スピーディーに確認することができる。また、有線専用としたことで、画質や機器のスペックを維持したまま、コストパフォーマンスを高めている。
 「CALNEO C 1417s」は、世界で初めて実用化したX線自動検出「SmartSwitch」を標準搭載。一般的なDRパネルを使ったX線撮影システムでは、X線発生装置との間でタイミング信号をやりとりする機器とのケーブル接続が必要だったが、X線情報をパネル自身で検知するため、X線装置との接続が不要で、機器の設置コストを抑えることができる。
 外形寸法は、ISO4090に準拠した従来のフィルムカセッテやCR用IPカセッテと同じ半切サイズ(横38.4cm×縦46cm)で、既設の立位・臥位撮影台へそのまま装着できるため、導入時に撮影台を買い換える必要がなく、一般X線撮影で幅広く使用することができる。

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