コニカミノルタエムジー、既存のX線発生装置を利用して全脊椎や下肢全域などのDR長尺撮影ができる「AeroDR(エアロディーアール)長尺システム」を発売 | 放射線科情報ポータル Rad Fan Online(ラドファン オンライン) 医学出版社メディカルアイ

コニカミノルタエムジー、既存のX線発生装置を利用して全脊椎や下肢全域などのDR長尺撮影ができる「AeroDR(エアロディーアール)長尺システム」を発売

2012.02.21
 コニカミノルタエムジー(株)(本社:東京都日野市、社長:児玉 篤、以下 コニカミノルタ)は、既存のX線発生装置を利用してDR※1の長尺撮影ができる「AeroDR(エアロディーアール)長尺システム」を2012年2月23日より発売する。

商品名:AeroDR長尺システム
製造販売届出番号:13B2X90011000069
標準価格:6,830,000円(税別)
発売日:2012年2月23日
主な特長:・既存のX線発生装置が利用可能
        ・合計X線照射量はCR※2の約半分
        ・曝射完了後1秒台でプレビュー画像表示

 近年、医療情報のIT化が急速に進む中、X線撮影画像をダイレクトに取得できるDRが普及してきた。これに伴い、全脊椎や下肢全域などの長尺撮影の際にも、撮影した画像をその場で確認できるDR撮影の普及が期待されている。しかしながら、従来のDR一体型X線発生装置の長尺システムでは、導入コストがかさみ、大病院を中心とした医療機関でしか普及していないのが現状である。
 今回発売される「AeroDR長尺システム」は、既存のX線発生装置を利用してDRの長尺撮影ができる画期的なシステムである。DRの長尺撮影では分割撮影した画像をつなぎ合わせて1つの画像にするため、複数枚の撮影が必要である。従来のDR一体型X線発生装置は、X線管球※3の動きに連動して受像部であるDRが上下に動く仕組みのため、X線発生装置とDRが一体となっていた。同製品では、DRの上下動に連動してスリットが動くことでX線照射範囲を変えるため、既存のX線発生装置を利用することができる。
 このため、DR一体型X線発生装置に比べて導入コストを大幅に抑えられ、容易に長尺撮影のDR化を実現することができる。
 カセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR」は、独自に開発した自社生産のヨウ化セシウム(CsI)シンチレータ(蛍光体)※4使用により、CRに比べ約半分のX線照射量でも高画質の診断画像を得ることができるため、患者の被曝量を低減することができる。また、X線曝射後1秒台でコンソールモニターにプレビュー画像が表示されるため、撮影毎にポジショニング等が適正であったかを瞬時に確認することができる。
 さらに、CRによる長尺撮影に比べ、撮影前準備や撮影後のカセッテ読取作業が不要なため、検査時間の大幅な短縮が可能になり、より多くの医療現場でX線照射量の低減とデジタル画像診断のさらなる効率化ができるという。

●主な特長
1.既存のX線発生装置が利用可能
 撮影したい範囲全体にX線が当たるようにX線照射野※5をセットし、X線管球※3の前にX線オートバリアユニットを設置することで、DRの上下動に連動してスリットが動き、X線の照射範囲を適切に移動させる。
このため、「AeroDR長尺システム」は特別なX線発生装置を必要とせず、既存のものをそのまま利用することができる。
2.合計X線照射量はCRの約半分
 ヨウ化セシウム(CsI)シンチレータ(蛍光体)※4をTFTセンサーパネル※6上に直接接触させる「直接貼りあわせ技術」と独自のCsI柱状結晶成長技術により、CRに比べ約半分のX線照射量でも高画質の診断画像を得ることができる。
3.曝射完了後1秒台でプレビュー画像表示
 X線曝射後1秒台でコンソールモニターにプレビュー画像が表示されるため、撮影毎にポジショニング等が適正であったかを瞬時に確認することができる。

※1:Digital Radiography: 照射されたX線をセンサーパネルで受光し、ダイレクトにデジタル画像を得るため、一般的にCRよりも画
質が良く、また即時性に優れる。
※2:Computed Radiography: 従来のX線フィルムに代わり、イメージング・プレート(IP)上にX線画像を記録し、これを読み取り装置
でデジタル画像に変換する。
※3:X線発生装置でX線を放出する、電灯でいえば電球にあたる部分。
※4:放射線を受けて可視光(蛍光)を発光する蛍光体。この発光効率向上により鮮鋭性に優れた放射線診断画像を得られる。
※5:X線が当たる範囲。
※6:Thin Film Transistor(薄膜トランジスタ)センサーパネル。

●仕様
製品名:AeroDR長尺ユニット
外形寸法:635(W)×245(D)×1610(H)mm(調整アダプター、グリップ部を含む)
質量:約28Kg(AeroDRパネル、グリッドを除く)
対応AeroDRパネル:AeroDR 1417HQ、AeroDR 1417S
撮影範囲:17インチ縦方向
        最大17×3:50インチ(SID 2.4m使用時)
        最大14×3:41インチ(2.0m使用時)
        最大17×2:31インチ(SID 1.5m使用時)
有効表示領域(結合処理後): 50インチ使用時 1196.45×349.3mm(6836×1996画素)
                     41インチ使用時縦倍のみ2/2.4=5/6倍 997.04×349.3mm(5697×1996画素)
                     31インチ使用時 807.69×349.3mm(4615×1996画素)
電源入力:電源ケーブルを通じ、電源ユニットから供給。
昇降最大ストローク:850mm以下

製品名:AeroDR長尺X線オートバリアユニット
外形寸法:550(W)×400(D)×1800(H)mm(長尺マスクを含む)
       脚部占有面積:400×350mm
質量:約38Kg
マスクサイズ:1画面取得用マスク穴サイズ
          86.49(W)×90.88(H)mm(SID 2.4m)
          99.79(W)×105.05(H)mm(SID 2.0m)
          126.39(W)×133.4(H)mm(SID 1.5m)
         マスク全寸法
          236(W)×1(D)×455(H)mm
昇降最大ストローク:1390mm以下

・ここに記載の内容、仕様および外観は都合により予告なしに変更する場合がある。
・ここに記載の会社名・商品名は、各社の商標または登録商標である。

●お問い合わせ
コニカミノルタヘルスケア(株)
TEL:042-589-1439
URL:http://konicaminolta.jp/healthcare/index.html

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