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医療機器産業連合会、役員改選に伴う記者会見を開催

category:取材速報
2019.06.17
松本謙一氏
森 清一氏
新延晶雄氏
渡部眞也氏
三村孝仁氏
福田修一氏
 一般社団法人医療機器産業連合会(以下、医機連)は6月11日(火)、KKRホテル東京(東京都千代田区)にて、任期満了に際しての役員改選に伴う記者会見を行った。平成7年に3代会長を務め、今回再び会長を務めることとなった松本謙一氏(サクラグローバルホールディング株式会社)は、その経緯もあり当初は就任を断ったものの、周囲の強い要望もあり引き受けることになったという。氏はAIや5Gなどかつてはなかったテクノロジーも増えている中、それらを運用し責任を取るのが人間である以上、AIの時代になるほどに人間は必要となるだろうと述べ、医療が進歩する現代を「バランスが非常に大切な時代」とした。
 副会長に再任した森 清一氏(株式会社エムシー代表取締役社長)は「患者の皆様の安心と安全を確保するため、インフラの他にも研修制度の充実を図るなど適正支援業務にも注力し、チーム医療を外側からも支援する拡大チーム医療を目指したい。少子高齢化による福祉の転換期ともいえる現代、医療機器産業が確かに国民を支える産業となれるようサポートする」と述べた。
 医機連では事業計画において、タスクフォースを立ち上げデータ利活用とサイバーセキュリティ強化の推進を図る方針だ。副会長筆頭を務める新延晶雄氏(富士フイルムメディカル株式会社代表取締役社長)は、このタスクフォースにJIRAからもメンバーを派遣するという。また氏はAIや診断支援を中心に関連企業と協力しつつ、薬機法の見直しなど環境整備も進めていきたいと語った。
 前会長であり今回副会長を務める渡部眞也氏(株式会社日立製作所執行役常務)は、Society5.0を支え医機連みらい戦略会議を継続できるようサポートしていきたいと述べる。また、「現代のトレンドにはAIとデータ利活用、早期診断、Value-based、在宅医療などがあり、日本国内に約3,000社あるスタートアップのうち1/3は医療テクノロジーである。会員の皆様とともにこの動きを盛り立てていきたい」と意欲を見せていた。
 副会長に新任となった三村孝仁氏(テルモ株式会社代表取締役社長)は、医療機器にAIやIoT、ロボティクスなどが参入し、新しい価値を生み出している現状から、異分野からも積極的に技術を取り入れたいと語った。グローバル化の推進や自然災害への対策も今後の課題であり、医療材料開発の安定化でこれに貢献していきたいという。
 同じく新任の副会長である福田修一氏(フクダ電子株式会社取締役 社長室経営システム部長兼人事総務部長)は、ここ数年で業界団体の流れも変化しており、もはや単一業界だけで考えていく時代でないと状況の変化を訴えた。AIやエレクトロニクスに限らず、サービスなどIoTに関わる企業を幅広く支援していきたいと述べた。
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