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キヤノンメディカルシステムズ、「Alphenixシリーズ」の世界初展示と国内販売開始を発表

category:取材速報
2018.04.26
瀧口登志夫氏
廣瀬聖史氏
 キヤノンメディカルシステムズ㈱は2018年4月13日(金)、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された「国際医用画像総合展(ITEM in JRC2018)」で、世界で初めてとなるアンギオの新製品、次世代X線アンギオグラフィーシステム「Alphenix Core+」、「Alphenix Biplane」(「アルフェニックス コアプラス」、「アルフェニックス バイプレーン」)の展示と、国内販売開始を発表した。瀧口登志夫氏(同社代表取締役社長)は記者会見で「高精細で高品質の実現と、(キヤノン傘下での)シナジー効果を生かし、臨床やワークフローの改善を図った」とその意義を強調した。
 会見で同席した廣瀬聖史氏(X線事業部VLシステム部主任)がAlphenixシリーズについて「さらなる高精細、被ばく低減を実現し、より高度な血管内治療を支援する」とした。
 同社によれば、近年、高齢化に伴う血管障害による疾病罹患者の増加を受け、血管内治療(カテーテル治療)の果たす役割が増大している。治療デバイスの精緻な操作を実現するためX線血管撮影装置には高繊細な画質と高い操作性が求められており、安全な治療のため治療計画の立案から術中の支援機能強化に対するニーズが高まっている。
 Alphenix Core+は床置型シングルプレーンシステム、Alphenix Biplaneはバイプレーンシステム。3種類のサイズの異なる平面検出器(FPD)の組み合わせにより、さまざまな手技に対応したシステムラインアップを有する。
 廣瀬氏は、新製品の主な特長として、品質向上、ワークフローの最適化、被ばく低減――の3点を挙げた。品質向上では、X線発生からモニターに表示されるまでのイメージングチェーンを大幅に見直し、高精度画像を実現した。特にデジタル画像処理装置を一新し、FPDの持つワイドなダイナミックレンジを有効に活用するとともに、さらなるノイズ低減を図った。動画対応のFPDとして従来の約1/2サイズを実現した。
 ワークフローの最適化では、デジタル画像処理装置の刷新で操作性や応答性の向上を図った。DSAや透視ロードマップ時の患者の体動によるミスレジストレーションをリアルタイムに自動補正するなどの自動化技術を採用し、術中・術後のワークフローを改善する。
 被ばく低減では、Alphenix Core+/Biplaneで、全機種に「SPOT ROI(スポット ロイ)」を搭載することが可能(オプション)としている。SPOT ROIは手技中の見たい部分に最適な線量を照射し、それ以外の周辺部は低線量化する。周辺部は、通常透視に比べ65~85%の線量低減を実現するという。

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