日本ストライカー、メディアセミナー「寿命100年時代を迎える、人工関節置換術のイノベーション」を開催

2017.12.14
佐伯広幸氏
痛みをなくし、QOLの向上へ。術前のナビで患者の負担もより軽く。

 日本ストライカー(株)は、11月24日(金)、ベルサール東京日本橋(東京都中央区)にてメディアセミナー「寿命100年時代を迎える、人工関節置換術のイノベーション~専門医と患者さんに聞く、変形膝・股関節症のよりよい治療選択のためのヒント~」を開催。人工関節を用いた医療に携わる2名の医師による講演や、実際に人工関節置換の施術を受けた患者2名と医師2名とのトークセッションが行われた。
 開会の挨拶を務めた佐伯広幸氏(日本ストライカー社長)は、将来的に現在生きている人々の50%が107歳まで生きるようになり、より健康寿命が重要になってくるという。
 続いて中川 匠氏(帝京大学医学部附属病院)は、患者へのアンケート調査結果を示し「医師の説明が患者の不安を減らす以上、医師の責任は重大である」とし、柴沼 均氏(医療法人財団神戸海星病院)は術前に人工関節のバランスを測定するナビゲーションシステムの利点について「技術や経験を問わない正確性」にあると話した。
 講演後のトークセッションでは、人工関節によって生活が改善したという患者2名の話を受け、両氏ともに「症状の悪化でうつになっていた患者が術後は旅行にも行けるようになり、人工関節置換術はいい手術だと感じるようになった」「必ず時間を取って決断し、納得してもらいたい」と熱い想いを語った。

患者へのアンケート