日本メドトロニック、 メディアセミナー「原因不明の失神の診断と治療の最前線」を開催

category:取材速報
2017.02.03

    岩浅敦二氏

    岩浅敦二氏


    安部治彦氏

    安部治彦氏

 Reveal LINQⓇ製品写真

 Reveal LINQ製品写真

 日本メドトロニック株式会社(以下日本メドトロニック)は1月25日(水)、メディアセミナー「原因不明の失神の診断と治療の最前線」をフクラシア東京ステーション(東京都千代田区)で開催した。
 まず、岩浅敦二氏(日本メドトロニックCRHF事業部事業部長)が同社の事業展開と、昨年9月に販売を開始した低侵襲の植込み型心臓モニタの紹介を行った。次に、栗崎 毅氏(日本メドトロニックCRHF事業部マーケティング部)が、「植込み型心電図検査のご紹介」について講演を行った。植込み型心電図記録計は2009年に原因不明の失神について保険適用が開始された。計測時間が数年と長く通院も不要で、不整脈のイベントだけを記録することができる、低侵襲な検査機器である。同社の「Reveal LINQ®(リビールリンク)」は、従来品に比べて87%小型化し、患者の負担を大きく低減することに貢献している。
 続いて、安部治彦氏(産業医科大学教授)による失神診断の最前線と植込み型心臓モニタへの期待についての講演が行われた。
 再発性の失神患者においては、自動車運転や就労など、患者の日常生活・社会生活への影響が非常に大きく、更に不安による心因的影響も大きい。失神は症状であるため、早期の原因疾患の同定が最も重要である。特に、心原性失神は心臓突然死の予兆の場合がある。失神は、発作時の証拠を捕まえることで原因診断の確定につながり、その再発予防は、原因疾患の治療がなされて初めて可能となる。失神患者の診断に利用される各種の検査を日米で比較すると、ホルター心電図や心エコーはあまり変わらないが、体外式長時間心電計や皮下挿入型心電計(ICM)を用いた検査は米国で多く日本では少ない。皮下挿入型心電計は、低侵襲の手技で長時間(3年)の心電図モニタが可能であり、いつ発生するか分からない失神の原因診断に有用性が高い。自験例からも、原因診断率は最も高い検査法であり、従来の低い診断率・高い誤診性の改善、不必要な過剰検査の抑制につながることが期待される。
 講演の後には質疑応答が行われ、埋込み型心臓モニタが容易に取り外し可能なことや、実際に使用している患者の感想などについて、安部治彦氏が診断例をもとに応答した。
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