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バルコ、「Coronis Fusion 6MP(MDCC-6430)/4MP(MDCC-4330)」等の新製品 および「Nexxis 4K solution for OR/IVR」等のプレスミーティングを開催

category:取材速報
2016.03.31
マークGプット氏
角元祐幾氏
今井勝正氏
 バルコ(株)はITEM2016に先立ち、2016年3月24日に同社本社ビル(東京都大田区)において製品紹介のプレスミーティングを開催した。はじめに、マークGプット氏(代表取締役社長)より挨拶があり、「4Kのソリューションはサージカル部門での、新しい要素であり挑戦になる。そのため日本での更なる拡大をはかりたい」と述べた。
 続いて、角元祐幾氏(ヘルスケア事業部)によるダイアグノスティックイメージングの説明が行われた。「我々が昨年発売した、世界初統合画像表示用12MPディスプレイは、昨年7月に日本乳がん検診精度管理中央機構において、大型カラーディスプレイでは日本初の、施設認定の対象ディスプレイとして承認された。弊社は高精細・高輝度専用液晶パネルによる画質向上だけでなく、ユーザーのワークフローを知り尽くした製品開発を行っている」と切り出し、各機器の説明に移った。
 最初に医用画像ディスプレイ「Coronis Uniti」の紹介が行われた。画像診断用ディスプレイは横に長く、台数が多いほど身体的疲労が生じやすいという。同社調べによると、87%の放射線科医が読影業務を経て目や首、腰などの何らかの疲労を訴えている。「Coronis Uniti」は1,200万画素、33インチの液晶大画面ディスプレイでありながら、アスペクト比を3:2にとどめ、上下方向に広く取ることで、視線の移動距離を極力小さくし、読影時の疲労軽減に高評価を得ている。同氏は、「何が作れるかではなく、お客様が一体何を一番欲しいかを軸に考えて、製品づくりを行っている」と続けた。このような様々な取り組みが認められ、昨年同社は調査会社FLOST&SULLIVAより2015 Global Medical Image Visualization Visionary Innovation Leadership Awardでは満点評価を得ている。
 次に「Coronis Fusion 6MP(MDCC-6430)/4MP(MDCC-4330)」の紹介があった。両機とも、昨年販売開始したCoronis Fusion 6MP/4MPLEDをブラッシュアップし、同社専用の最先端液晶パネルとLEDバックライト技術の採用により、キャリブレーション推奨輝度600cd/㎡の高輝度と1,500:1の高コントラスト比を実現。これによりさらに黒が締まり、濃淡の差がはっきり出る。またキャリブレーション推奨輝度の保証期間を5年ないしは40,000時間へ拡大し、長期の使用に配慮した設計となっている。さらに、2016年第3四半期にはNio Color 2MP/3MP LED後継機(仮称)を、2016年第2四半期にはLEDバックライト1MPカラーディスプレイ(仮称)を発売予定で、同社製品全てのディスプレイがLED標準搭載となる。
 また、同社は2014年からソフトウェア分野にも力を入れており、モニター購入時に無償で提供している「Productivity tools」は、バルコ独自の生産性向上ツールである。グラフィックボード「MXRT」シリーズとの組み合わせにより、画像観察ワークフローを強力にサポートする。「Application Appearance ManagerTM」はアプリケーションごとに、1,000cd/㎡の高輝度や250cd/㎡の低輝度にするなど、好みの設定にすることができ、高輝度が不要なアプリケーションには自動的に低輝度表示できる機能だ。また、マウスカーソルを操作用の画面に合わせた時のみ明るくし、画像ディスプレイに合わせた時のみ操作画面が暗くなる「DimViewTM」などの機能も搭載されている。これら「Productivity tools」の様々な機能をProfile Managementでユーザーごとに保存し、キーボードのショートカットキーを割り当て、瞬時に切り替えが可能。また、観察するモダリティごとに設定輝度を瞬時に手動切り替えすることもできる。
 続いて今井勝正氏(サージカルイメージング事業部)よりサージカルイメージングの新しいソリューションの説明が行われた。「従来の血管造影室は様々な医用出力画像やデータがそれぞれ別々のディスプレイで表示されていたが、映像ソリューションの変遷により、1ディスプレイの大画面に任意の画像やデータを任意のレイアウトで選択表示ができるようになった。そのため術式や検査の流れに沿って必要な画像を必要な大きさで見ることが可能である。さらに、操作用のディスプレイも、4Kディスプレイでは最大4つの画像を同時に表示でき、煩雑になっているディスプレイの数を1/4に縮小することで、操作室側のワークフローの改善も提案していきたい」と語った。
 最後に、同社の映像ソリューションを導入した手術室(Digital OR)を模したブースでのデモンストレーションが行われた。インテリジェント手術室、ハイブリット手術室における映像環境の4K化が進むと新たな画像配信バックボーンの採用が必要である。そこで同社は「Nexxis Video-over-IP」を提案している。内視鏡カメラや生理学的データ、外科用ディスプレイ等さまざまな映像信号をIP変換して一元管理し、非圧縮画像を遅延なしで伝送。非圧縮フォーマットの高画質な画像を遅延なしで高速配信することで、手術の確度が向上し、適切な処置に貢献する。
 今回のITEMではダイアノスティックイメージングとサージカルイメージングの両方の柱で臨む同社。心臓血管造影室を模したブースで、実際にNexxisを使ってどのようにワークフローを改善するかを提案していく。

Coronis Uniti 輝度の設定を画面ごとにコントロール可能 画面上1000cd/㎡、画面下250cd/㎡設定
Coronis Fusion 4MP LED(MDCC-4330)低反射で白衣の映り込みも軽減、さらにディスプレイが机上面まで下げることで快適に使用できる

右2台:Nio Color 3MP LED後継機(仮称)
左:LEDバックライト1MPカラーディスプレイ(仮称)
Nexxis 4K:様々なワークステーションから出力された画像をモニターに接続された1つのマウスで統一してコントロール可能
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