「Hitachi SOCIAL INNOVATON FORUM 2015-TOKYO-」展示内覧会を開催 その1

2015.10.29

10月28日(水)、東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて「Hitachi SOCIAL INNOVATON FORUM 2015-TOKYO-」に先駆けた展示内覧会に参加・取材をさせて頂いた。

その1 超音波診断装置ARIETTA 70

ARIETTA70
 日立メディコ(株)のHI VISIONシリーズと日立アロカメディカル(株)のProSoundシリーズ、双方の技術の粋が結集した超音波診断装置が“ARIETTA”である。
 日立が世界に先駆けて開発した、超音波エラストグラフィであるReal-time Tissue Elastography(RTE)は組織の硬さをリアルタイムで見ることができるアプリケーションであり、このARIETTA70の最大の特長である。EyeballEFでは、Bモード画像のリアルタイム画像解析により左室駆出率を自動計測できる(下部動画参照)。
 加えて、電極針穿刺を立体的にナビゲーションするARIETTA70の独自の機能である3D Sim-Navigatorも特筆すべき点であろう。各針の位置関係を立体的に把握しながら穿刺することが可能になる。また、超音波画像とCTやMRIの画像を同期させた3D画像上に穿刺ガイドラインが示され穿刺の方向も確認でき、穿刺のシミュレーションやナビゲーションとして利用することもできる。11月中旬から下旬のバージョンから搭載予定となっている。

 今後もエラストグラフィの先駆者である日立の超音波診断装置に動向に目が離せない。


EyeballEF
心臓の拍出量を自動的に計測しながら、リアルタイムで画像化していく。