デル、最少クラスの筐体で高パフォーマンスなDELL Precision T1700ワークステーションを新発売、記者説明会を開催

2013.06.07
原田洋次氏
大塚桂一氏
中島 章氏
会の様子
 デル㈱ (本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:郡 信一郎)は6月4日、「DELL Precision T1700ミニタワー」、「DELL Precision T1700スモールフォームファクタ」発売に伴う新製品発表記者説明会を開催した。
 同説明会では、まず原田洋次氏(同社執行役員マーケティング統括本部統括本部長)が登壇し、同社のエンドユーザコンピューティング戦略について説明した。同社は2009年より戦略的投資を続け、ハードウェアの提供のみならず総合的なソリューションを提供できる体制を確立したとした。
 次に大塚桂一氏(インテル㈱執行役員営業本部本部長)よりDELL Precision T1700にも搭載されるインテル社製最新プロセッサの発表が行われた。新しい第4世代coreシリーズ、xeonE3v3は、起動時間の短さやバッテリーの持ちなど多くのユーザが必要としている点について改善が行われている。さらにグラフィック性能も飛躍的に向上しており、優れたパフォーマンスを提供できるという。
 続いて中島 章氏(同社マーケティング統括本部ワークステーションブランドマネージャー)が新製品である「DELL Precision T1700」について説明した。同製品はニーズに合わせてミニタワー、スモールフォームファクタの2種類のサイズから選ぶことができる。このうち、スモールフォームファクタは従来型と比較し約35%の省スペースを実現しており、狭いスペースでワークステーションの性能を必要とする際に有用だ。また、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)認証のアプリケーションと高い互換性があるため、稼働時間と生産性を最大限に高めることができる。
同氏は、このDELL Precision T1700の発売により「モバイル型からタワー型、ラック型など多様なラインナップを提供することとなり、どんな環境にも対応できるようになった」と語った。