日立メディコ、プロダクトミーティング2013を開催 ~3T超電導磁石式MRI装置「TRILLIUM OVAL」発売発表~

category:取材速報
2013.04.10
北野昌宏氏
久芳 明氏
反保 誠氏
久野勝之氏
小田和幸氏
古曳孝明氏
渡部 滋氏
牧内啓行氏
加納川洋氏
 (株)日立メディコは、4月5日本社会議室(東京都千代田区)にて、プロダクトミーティング2013を開催した。
 はじめに、北野昌宏氏(代表執行役執行役社長)は「新製品である3TのMRI『TRILLIUM OVAL』を中心に4月から開催されるITEM2013でも展示を行い、販売活動に力を入れていく」と意気込みを語った。
 続いて、久芳 明氏(情報コミュニケーション本部)から「ITEM2013において、“embracing life through innovation”というテーマで、最新の画像診断技術の提供を通じてイノベーションを追求していく。治療、診断、メディカルITを三本柱とするサービスソリューション、日立グループ全体としてのヘルスケア事業をコンセプトに、幅広く同社の製品を展示していく」との説明がなされた。
 次に、反保 誠氏(日立アロカメディカル(株)マーケティング本部)は「超音波診断装置でそれまでわからなかった組織の硬さを映像化したElastograhyや、観察中の超音波画面に対応するMPR画像をリアルタイムに抽出するRVS機能の開発が今年で10周年を迎えた。ブースでは特設コーナーを設け、お客様にアピールしたい。昨年発売された『Noblus』や『F37』をはじめとした超音波診断装置も好評を博した。ぜひお手にとってご覧いただきたい」と述べた。
 久野勝之氏(CT・MRマーケティング本部)が、今回の新製品である3テスラのMRI装置「TRILLIUM OVAL」を発表。「本機は快適性・高画質・トータルワークフローの向上という3つの美点を持っている。快適性の面では検査空間を従来の装置に対して約40%拡張することで、被検者がより快適に検査を受けられるように配慮している。また、高画質の点では従来までの1.5テスラから3テスラに磁場強度を上げ、従来のアナログケーブルではなく光ケーブルを使用することでSN比の向上を実現。さらにRF照射コイルを4ch-4portにし、それぞれを独立制御することでRF照射のムラを低減させている。そしてトータルワークフローの向上の面では寝台の着脱が可能なうえ、上部のモニタで被検者情報を確認出来るようになっている」と話した。
 小田和幸氏(XRマーケティング本部)は、「『DIAVISTA』は消化管検査に最適なFPDシステムのほか、テーブル周囲に広いワークスペースを提供し、テーブル移動を可能にすることで多目的検査に対応している」と述べた。
 古曳孝明氏(CT・MRマーケティング本部)によると、「高速かつ高画質を実現した『SCENARIA』は低線量撮影時に生じるアーチファクトを軽減することで低被ばく機能の充実を図っている。それを実現させるために、Intelli IPを用いて再構成を行うことで、用いていない場合と比べ、最大で56%のノイズを軽減することができた。また、さらなる低被ばく機能を実現させるために現在も開発が進められている」とのことだ。
 渡部 滋氏(メディカルITマーケティング本部)と牧内啓行氏(日立メディカルコンピュータ(株)営業企画部)の二人からは「日立メディコグループ内のメディカルIT事業を相互に利用できるようにすることで、画像のバックアップやカルテの管理といった医療ITサービスを拡大させていく。iPhoneアプリを用いた電子カルテオプションについても5月頃に出せるよう開発を行っている」と語った。
 最後に、加納川洋氏(核医学治療製品営業本部)が「放射線治療を行うにあたり、放射線治療装置『Tomo Therapy』はIMRTをIGRTにより精度よく行うことで正常組織の被ばくを最小限に防ぐとともに、全身のどの部位に対しても同じ手順で治療を進めていくことができる」と紹介した。
 昨年に引き続きITEM2013での日立メディコブースでは、今回発表される新製品「TRILLIUM OVAL」のほか、多岐にわたる多数の製品が並び、注目のブースと言える。
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