EIZO

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取材製品情報

その他

EIZOブースコンセプト

 EIZOの今年のテーマは「EIZOが奏でる白い輪舞曲(ロンド)」。安心性、信頼性を象徴する白をモニタデザインの側面一周に新しく採用。使いやすく高性能な部分はそのままに、より快適な環境を目指し、医師、技師、ひいては患者さんへと安心の輪が無限につながっていくように、との願いをこめた。ブース全体の設計もそのイメージをもとにデザインされていた。
 
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モニタ

RadiForce® RX350/RadiForce® RX250

 医用画像モニタRadiForceシリーズに、同社のテーマ「EIZOが奏でる白い輪舞曲」にそってデザインされた2つの新機種が登場。

RadiForce RX350は3MPカラーモニタ(2015年11月発売)、RadiForce RX250は2MPカラーモニタ(2016年4月に発売)となっている。

 デザインは、画面まわりに主張を抑えたマットな黒を配置しつつ、側面にはぐるりとやさしい白を彩り、エッジにも丸みをもたせた。患者さんやスタッフが側面から見たときに安心感・信頼感を感じるように細やかに設計されている。

 空間占有率も約30%減少、とくに奥行きがスリムになり、手前に書類を置きながらの作業にも配慮した。

 配線にも工夫が見られる。従来、コンソールモニタも含め複数台のモニタを接続するときには並列接続が主だったが、配信の間違いやコードのまとめなど、設置に負担を感じることが多かった。新しい2機種では背面に出力のディスプレイポート端子も設計。モニタを直列接続の「デイジーチェーン」で繋いでいくことができ、スマートな設置スタイルが実現した。

 RX350の推奨輝度は、1つ前の機種RX340の400cd/m2から500cd/m2にアップ。5年間の輝度保証もつく。明るさをアップしつつ画質を保つため、鮮鋭度補正機能も搭載。

 

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RadiForce RX350

 

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RadiForce RX250

 

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デイジーチェーン

モニタ品質管理ソリューション

RadiNET®Pro Web Hosting

 2012年の提供開始以来、お客様満足度89%という同ソリューションは、同社のRadiForceモニタにRadiNETPro Web Hostingサーバーへのアクセス権を付与している。
 
 モニタの不変性試験や日常点検の最終実行日、また、購入日や稼働時間などをネットワークを介して一覧表示することができる。
モニタの状態に変化があった場合アラートしてもらうことや、グループ施設間での連携運用も可能。これにより、多忙な業務の合間でもモニタのクオリティを一定に保って日々安心して使用することができるほか、使用頻度の差がでたモニタを入れ替えることで買い替えのタイミングを揃えるなど、コンサルティングにもつながる。
 
 オプションにはなるが、購入時の年間保証として管理自体をEIZO社に委託することもできる。
 
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その他

RadiLightTM

 RadiLightTMは名前のとおり照明器具であるが、コの字型をしていて、モニタの背面にかけて使用することができる間接照明。従来よりも室内を明るく照らし、なおかつ間接的であるため読影作業の妨げにならない。開発段階から実際の施設の協力を得て、使い勝手のいい形を追求し、背面から手元に伸びたバーの先には、10段階の調光スイッチがあるほか、ON/OFFのできる手元のレポート用紙等を照らすミニライトRadLight Focusもついている。長時間読影を続けて目を酷使しがちな読影医の強い味方である。
 
 EIZOのRadiForce®シリーズ(32インチ以下)にすべて対応。電源はUSB接続でモニタから得るため余分なタップも不要。
 
 ITEM2016で発表中にも反響が大きかったという。
 

モニタを横から見た状態。背面にRadiLightTMが取り付けられている。 
向かって左に伸びているのが手元用ライト兼コントローラ
 
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手元ライトRadLight Focusと背面ライトRadiLight AreaのOn/Off、10段階の調光が手元で簡単に行える

サージカルパネル

CuratORTM Surgical Panel SP1-55 / CuratORTM Surgical Panel SP1-24T

 手術室向け情報集約操作システム。こちらも同社のテーマを踏まえて、外周が白色のモデルが展示されていた。白が基調の手術室によくなじみ、清潔感とスタイリッシュさをあわせもつ。先日国内で初めて大阪医科大学附属病院にCuratOR
Surgical Panel SP1-55が導入された。ユーザのニーズにあわせ、フレームはスチールや希望色での提供も可能、画質は4KかフルHDから選ぶことができる。手術室での使用を主に想定しているため、もちろん全面清掃可能。
 
 CuratOR Surgical Panel SP1-24Tの方は、医師以外のスタッフが直感的に操作補助をすることを想定し、タッチ機能が搭載されている。
 
 同社は2016年5月9日より、東京営業所の所在を大森へと移転。それにあわせて、手術室を模した、CuratORソリューションのショールームを新設することが決定している。カタログだけではなかなかわからない画質の美しさ、操作感をいつでも体験できるようになるだろう。
 

CuratOR™ Surgical Panel SP1-55

CuratORTM Surgical Panel SP1-55


 
CuratOR™ Surgical Panel SP1-24T

CuratORTM Surgical Panel SP1-24T

ブースインフォメーション

ITEM2016 EIZO ブースインフォメーション
ブースNo.134

 
医用画像表示モニター
RadiForce G&R-Series

 高い表示性能と使いやすさを両立させた3メガピクセル、2メガピクセル医用画像表示カラーモニターを展示する。EIZO独自の技術を活かしたSharpness Recovery(鮮鋭度補正)機能を実機で確認できる。
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医用画像表示モニター RadiForce G&R-Series

 
マルチモダリティモニター
RadiForce Multi-Series

 マルチモダリティモニター RadiForce Multi-Seriesは、デジタルマンモグラフィやMRI、超音波画像など複数種類の医用画像を1台のワイド大画面上に同時に表示できる。
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マルチモダリティモニター RadiForce Multi-Series

 
品質管理ソリューション
RadiNET Pro Web Hosting

 EIZOが設置・管理するサーバにインターネット経由で接続し、モニターを一括管理できる安心のホスティングサービスを提案する。サーバの設置や運用、保守に関わるモニター管理者の業務負担を軽減できる。
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品質管理ソリューション RadiNET Pro Web Hosting

 
エイゾ
ITEM in JRC 2016ブース No.134 パシフィコ横浜展示ホール