コニカミノルタヘルスケア

http://www.konicaminolta.jp/healthcare/

製品情報

超音波

SONIMAGE HS1

同社では超音波画像診断装置を、ユーザの要望に応えるべく、“なりたいをかたちに”をテーマに開発。2014年7月販売開始予定。同製品の大きな特長は、それほど超音波画像診断装置の扱いに慣れていないユーザでも直観的に操作ができるよう、操作ボタンの数を絞り込み、それ以外の操作は画面上のタッチパネルで行えるようにした点である。しかも、操作ボタンとタッチパネルへの機能の振り分け方は、ユーザごとにカスタマイズできる。

SONIMAGE HS1

また、同社の技術を結集して開発したプローブは、高周波でありながら高分解能を実現している。ポータブル機ながら最高レベルの画質を有する。

高周波かつ高分解能を実現したプローブ

同製品には“ニードルビジュアライゼーション” 機能を搭載。神経ブロック注射などで針が目的の位置に達しているかを確認する際、従来の製品では角度依存性があり、針の位置がわかりにくい場合があったが、同製品では独自のアルゴリズムにより、動く針に色をつけることで、穿刺角度に関係なく可視化することを実現、より安全に検査が行える。

“ニードルビジュアライゼーション”機能により、針を青色で表示している

この他、ポケットサイズの超小型超音波診断装置SONIMAGE P3も展示されていた。重さわずか392g、ディスプレイユニットの大きさは11.5cm×6.8cm。プローブは表在・腹部用と血管用の2つが用意されており、アタッチメントとして付け替え可能。インターベンション時の超音波ガイド、看護師の褥瘡ケアなど、多くの医療スタッフに日常診療で活用されるシーンを想定している。

SONIMAGE P3
付け替え可能なプローブ

X線

AeroDR2

ワイヤレス型のカセッテ型デジタルX線撮影装置。AeroDRシステムは、ワイヤレスタイプのDRとして世界最軽量という軽さが特長である。このような軽量化を実現できたのはパネル筐体がカーボン製であるためで、衝撃にも強く、高い堅牢性を誇る。内蔵型バッテリーは次世代型Li-ionキャパシターを採用。ほとんど劣化せず、発熱せず、5万回の充電が可能で30分で急速充電可能というストレスフリーな設計となっている。一般撮影だけでなく手術室でのポータブル撮影など、納入実績とともに使われるシーンが確実に広がり、最近は在宅医療の現場においても使用されているという。ラインアップは半切サイズ、四切サイズ、17×17インチの3種。
 
2014年夏には新製品で半切サイズのAeroDR2がラインアップに加わる。ユーザの要望を集約し開発された同製品は2.6kg(従来は2.9kg)と、さらなる軽量化を実現。さらに防滴性に関して、JIS規格 IPX6(耐水形)をクリアし、全方位からの水の浸入を防ぐ構造となっている。引き続き、用途拡大を目指して拡販を図っていくという。

AeroDR2
AeroDR2のパネルは新規ハイブリッドカーボンファイバー一体成型筐体をはじめ、更なる軽量化が図られた

サービス

PACS用クラウド保管サービス

同サービスは、昨年より提供開始している。直近のPACSデータはローカルに置き、古いデータをクラウド上に格納するというハイブリッド設計である。同サービスの特長は、ローカル部分の保存容量を最適化することにより機器の増設は不要で初期導入費用を大幅に低減できること、また、データセンターを東西においてバックアップすることにより災害時にも安全に保管できることが挙げられる。モバイル端末でデータを見ることも可能である。

また、標準搭載している機能として「連携BOXサービス」があり、これにより他施設と画像データを共有できるなど地域医療連携に貢献する。
同サービスは昨年度で数十施設の納入実績があるという。以前より展開している、クラウド上でデータをバックアップするサービスで既に2000施設以上で実績がある点が多くの利用者の信頼につながっている。また、24時間365日のリモートメンテナンスといった厚いサポート体制を構築している点も同社の強み。このようなシステムを新規で導入する施設も安心感をもって導入できるという。

PACS用クラウド保管サービス

ブースインフォメーション

【ITEM2013 コニカミノルタヘルスケア ブースインフォメーション】

ブースNo.34
 

用途拡大! ワイヤレスカセッテ型DR「AeroDR」

AeroDRは発売開始して早3年。一般撮影だけではなく病棟や手術場などのポータブル撮影、さらに災害時の救急撮影用途や在宅医療における訪問診療用途など、その使用用途を着実に拡大し多くの施設様で採用頂いています。ITEM2014では多数の導入実績を誇るAeroDRの「進化」を是非ご体感ください。

 

 
進化したPACS!「NEOVISTA I-PACS」

進化したNEOVISTA I-PACSの特長は2つ。「データバンクアーカイビング」はクラウドの効果的な運用により機器の導入や増設費用
を低減、災害時のリスク回避が可能です。「連携BOXサービス」は地域医療連携を可能にし、患者紹介・読影支援などを強力にサポートします。この他にも診療で必要な機能を豊富に搭載しています。会場でご確認下さい。

 

 
いつもポケットに! 携帯型超音波診断装置「SONIMAGE P3」

手のひらサイズの携帯型超音波診断装置SONIMAGE P3は、聴診器同様、白衣のポケットに入れて、いつでもどこでも持ち運びができ「診たい時にいつでも使える」を可能にしました。病棟や在宅医療、災害・救急の現場、また産科などでも活躍しています。

 

 
●ブース情報
 
平素は弊社製品をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。あらゆる医療現場で皆さまのお手伝いができるコニカミノルタ製品を、是非会場でご覧頂きますようお願い申し上げます。

 

ITEM in JRC 2014ブース No.34 パシフィコ横浜展示ホール