ワイドボア化と高い撮像能力を両立させたMRI。

 3種類の異なる形状のコイルをテーブ ルに埋め込むことで、高画質と高いスループットを実現している(GEM PA)。
 頭頚部コイル(GEM HNU)は患者 さんの頭部の角度を変更できるチルト機構により、円背等の患者さんの負担を軽減できる。
 さらに、GEM HNUはテーブルの両 端に設置でき、足からガントリに入っても頭部領域の検査を受けることができる(205cm Feet First)。
 また、テーブルパッド(Comfort Pad) は低反発素材を採用し、パッド内の密度を最適配分することで長時間同じ体勢で検査を受けられる際の患者さんの負担を軽減している。
 新しいMRは、患者さんが無理な体勢を とることなく検査を受けられるこのような工夫が数多く盛り込まれている。

 なお、MRIガントリもCaring Designというキャッチコピーの元、両手で患者さんを包み込むような曲線を採用し、両サイドにLEDス トライプを配置することで見た目にもMRI検査への抵抗感を和ら げてくれるデザインに仕上げている。