日本アキュレイ

4/16、ブース速報更新しました!

  • ITEM2012 日本アキュレイ ブースインフォメーション

    サイバーナイフによる画期的な
    呼吸追尾システム

    放射線外科分野の世界的リーダー、ACCURAYの放射線治療機器『サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム』の日本における設置台数は現在25台(2012年3月)。
    米国に次いで世界第2位の設置規模となった今、日本の放射線治療はどこへ向かうのか? 技術と薬事、それぞれのご担当者にお話を伺った。

    サイバーナイフの越した追尾システム

    プロジェクトマネジメント&
    テクニカルソリューションズ
    廣田晃和氏
    2011年度のグッドデザイン賞(Gマーク)受賞という快挙がまだ記憶に新しい『サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム』。患者を寝台に固定することなく治療できるという新しい試みをはじめ、さまざまな技術開発が『人間的価値の実現』として大きく評価された。機動性の高い産業用ロボットアームを利用したデザインにより、アイソセンターを持たないことは製品の特色の1つとなっている。また、連続画像誘導技術も用いて、治療の実行中もリアルタイムで患者の動きや病巣の動きを追尾、検知し、位置補正を行う。治療計画装置における線量計算の方法も、こうした機器のデザインを反映したものとなっている。今回展示される『サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム』は、脳神経外科領域から始まったサイバーナイフシステムの特性を、より体幹部治療で積極的に活用できるように発展させた第4世代であり、日本での実機展示は初となる。
    「新世代では、ハードウェア、ソフトウェア双方における機能向上を実現しました」と語る、同社プロジ
    ェクトマネジメント&テクニカルソリューションズの廣田晃和氏。ハードウェアにおいては、アイリスコリメータの搭載によって治療計画の自由度を向上させたほか、400MUだった従来の線量を2倍の800MUとしたことにより、治療効率を上げることに貢献した。
    しかし、少ない時間で高線量を照射するということは一方で、患者の安全性を確保しなければならないということも忘れてはならない。病巣周辺の正常な組織の損傷を最小限にするための方法として、本製品には『呼吸追尾システム』が搭載されている。
    「体内の臓器、特に肺は呼吸とともに動きます。また、呼吸パターン自体も変化するため、その時々のパターンもとらえる必要があります。モデリングは常に更新し、最新のものを使用するようにしています。その結果、最大誤差をRMS1.5ミリ以下に抑えることが可能となりました」。
    また、治療中の咳や急な動きに対応する緊急停止装置もあり、患者の放射線治療に対する恐
    れや不安を軽減する仕組みになっている。実機展示でこれらの有用性を実感できるだろう。
     
    本製品・システムは4月13日からパシフィコ横浜で開催される、ITEM in JRC 2012(ITEM2012 国際医用画像総合展)で展示予定である。

     

    新しいステージへと向かう放射線治療

    薬事&品質保証
    本郷 肇氏
    優れた追尾システムは放射線治療の未来に明かりを灯したといっても過言ではない。2012年4月から適用された呼吸性移動対策に対する保険点数は、動体追尾において10,000点、その他の方法で5,000点となっている(表1)。新技術を治療に活かすことへの後押しとなるだろう。
    「当社の呼吸追尾システムを含む、動体追尾やその他の呼吸性移動対策に対し保険点数がついたことは、嬉しいニュースであるとともに、新しい技術が評価を得られたという意味で医療全般にとって大きな前進であると考えています」と薬事&品質保証担当の本郷 肇氏は語る。「この他にも、今回の保険点数の改定は、放射線治療全体に対して良い方向に評価されたと思います。小児の加算や外来放射線診療料が新設されたことなどがそれを物語っており、長年にわたる先生方はじめ、業界の方々の努力の賜物だと思います」。
    がん患者が増加の傾向をたどるなか放射線治療への関心が徐々に高まり、サイバーナイフの呼吸追尾システムも注目を集めている。高度なシステムには、それを熟知し高い技術を持った専門スタッフが必要となる。そうした治療体制の充実に見合う点数を、という要望もあがっていたことも今回の結果につながったのだろう。同社にとっても、地道に積み上げてきた呼吸追尾技術の開発とその普及に向けての活動が実を結んだことになる。是非、この時期にブースを訪れてみてはどうだろう。
    サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム

    表1  サイバーナイフでの診療で加算される主な保険点数項目(平成24年度診療報酬改定より)

    項目 保険点数
    定位放射線治療呼吸性移動対策加算  動体追尾法            10,000点 
    外来放射線照射診療料                        280点 
    小児放射線治療加算 当該放射線治療の所定点数にそれぞれ所定点数の100分の60、100分の30、100分の15又は100分の10に相当する点数を加算

     

    ●ブース情報
    ITEM2012 日本アキュレイブースのみどころ2010年10月の販売開始後、初めて『サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム』の実機を展示する。第4世代で導入されたロボカウチやIRISコリメータなども、実機で見ることが可能だ。治療計画装置も同時にデモ操作ができる。ロボットアームの動きを見てから治療計画装置を触るのも良し、治療計画装置のワークフローや入力項目などを確認してから治療の様子を見ても良し。両方を見て確認できる貴重なチャンスだ。

    ●Movie Message !
    本郷肇氏(同社薬事&品質保証)より、ブースの見所についてお伺いしました!

    ITEM in JRC 2012ブース No.403 パシフィコ横浜展示ホール

  • 日本アキュレイ-製品速報

    詳細レポートは、RadFan2012年6月号(5月末刊行)に掲載いたします!
    サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム(放射線治療)


ITEM in JRC 2012 (ITEM2012 国際医用画像総合展)製品情報

サイバーナイフ ラジオサージェリーシステム(放射線治療)

 「患者を寝台に固定することなく治療する」試みを始め、さまざまな技術開発が「人間的価値の実現」として大きく評価され、2011年度のグッドデザイン賞(Gマーク)受賞しているサイバーナイフ ラジオサージェリーシステム。
 アイソセンターを持たず、さまざまな方向からの照射ができる本製品は、高精度な放射線治療を実現する。今回は日本での実機展示が初となる「第4世代」が華やかに会場を飾った。ハードウェア、ソフトウェア双方においてさらなる機能向上を実現した新世代機種を一目見ようと、デモンストレーション時にはブースに大勢の来客が詰めかけた。アイリスコリメーターを搭載することにより、よりきめ細かな治療計画と治療時間の短縮が可能になったほか、400MUだった従来の線量を、2倍の800MUとしたことにより、治療効率を大幅に上げることができるようになった。

呼吸追尾システム
 少ない時間で高線量を照射できるようになった第4世代は、治療効率の向上と同時に、病巣周辺の正常な組織への照射を最大限回避しなければならないという使命を同時に背負っている。「シンクロニー呼吸追尾システム」では、体表面につけたLEDマーカーが呼吸とともに動き、その位置を赤外線カメラがとらえることにより患者さん固有の呼吸パターンを認識する。また、天井に設置された2つのX線源で撮影して得られる腫瘍の位置情報と合わせて、動く腫瘍を照射口が追尾する状態を作り出す。
 この「シンクロニー呼吸追尾システム」に加え、治療中の咳や急な動きにも対応する位置検出・補正機能などがあり、患者の放射線治療に対する恐れや不安は大きく緩和されることは間違いない。


アイリスコリメーターの搭載
 新世代ではアイリスコリメーターの搭載によって治療計画の自由度がより向上した。
 Xchangeロボティックコリメーターチェンジャーは、ロボット制御によってコリメーターを自動的に交換してくれるため、医師や技師は患者の治療に集中することができる。

 
動体追尾法の保険適用にみる放射線治療のこれから
 2012年4月より、定位放射線治療呼吸性移動対策に対して、保険点数が付くこととなった。呼吸性移動対策の中でも動体追尾には10,000点(施設基準を満たす場合)と、その他の呼吸性移動対策(5,000点)の倍の点数が付く。放射線治療に対して全体的に高い評価がなされた平成24年度診療報酬改定により、サイバーナイフによる治療も今後増加が期待される。