GEヘルスケア・ジャパン

4/15、ブース速報更新しました!

  • ITEM2012 GEヘルスケア・ジャパンブースインフォメーション

    ブース情報

    「Technology for healthier lives」をテーマに、ヘルシーマジネーション戦略における「In Japan for Global」、「Silver to Gold」というコンセプトのもと、日本発の製品・技術を始め日本のニーズに合わせた製品、技術、ソリューションをご紹介いたします。

    Discovery PET/CT 600 & 690 Motion

    Discovery PET/CT 600シリーズでは、主に低投与領域での腫瘍検査を主眼においたDiscovery PET/CT 600(以下D600)と、Time of Flight-PETを装備し研究・臨床双方での使用を可能にしたDiscovery PET/CT 690(以下D690)の2機種をラインアップしている。両機種ともに今後利用が期待されるPET治療効果判定を視野に入れ、イメージクオリティだけではなく、定量精度の向上はもちろんどんな条件でも再現性のある定量性の確保をコンセプトとしている。そのためD600では超高感度BGO検出器と最新の3D逐次近似画像法にモデルベースの空間分解能補正「SharpIR」を組み込んだ『VUE Point HD-S』との相乗効果により、低投与下での微小病変描出能を向上させている。D690ではTOFを行うために発光減衰時間の短いLBSを25mm厚で採用し、優れたスライス感度を達成、SharpIRを組み込んだ最新のTOF画像再構成法「VUE Point FX-S」により卓越したイメージクオリティと定量精度を実現している。両機種ともに従来のPET/CTの問題であった体動によるPETとCTの位置ずれ問題(PETのボケ、ミスレジストレーション、吸収補正マップのずれ、定量性の劣化)を解決するため、「Motion Match」(4D-PET/CT吸収補正)でPETのボケを改善し定量精度を改善すると同時に、CT被ばくを低減する全く新しいCT画像再構成「ASiR」を搭載している。

    製造販売:GEヘルスケア・ジャパン株式会社
    販売名称:X線CT組合せ型ポジトロンCT装置 Discovery PET/CT 600
    シリーズ名:600 Elite
    シリーズ名:690-Elite(Discovery PET/CT 690 Elite, Elite Vision, Elite Motion, Elite Motion Vision)
    及びシリーズ名:690(Discovery PET/CT 690 VCT, VCT Vision, VCT Motion, VCT Motion Vision)
     
    本製品は4月13日からパシフィコ横浜で開催される、ITEM in JRC 2012(ITEM2012 国際医用画像総合展)で展示予定である。

    Discovery CT750 HD

    Discovery CT750HDでは、See More、Know More、 Less Dose という3つの柱を実現するために、CTの基本技術である「検出器」「X線発生装置」「X線管球」「画像再構成」等を1から見直して開発された装置である。 検出器には、革新的な素材「ガーネット」を採用したGemstone Detectorを搭載。一般的な固体検出器素材(GOS)に比べ、X線反応速度は約100倍、アフターグローは約1/4という今までのCT製品にない、非常に高い応答性を実現した。さらにX線発生装置には、1回転中に80kvpと140kvpを1ビュー毎に切り替える(Fast KV Switching)ことを可能とし、Gemstone Detectorの応答速度によりGSI(Gemstone Spectral Imaging)が可能になり、デュアルエナジーだけでなくビームハードニングの影響をほとんど受けない仮想単色X線画像をも可能とした。また、逐次近似法を応用した画像再構成「ASiR」を搭載。この再構成法は、逐次近似フィルターなどと違い、空間分解能を犠牲にせずCT値に変動が無く同一SDを保持したまま50%以上の被ばく低減が実現する。また、完全なる逐次近似法画像再構成であるVeoは再構成時間を要する背景はあるが、更に大幅な被ばく低減を可能とする。これは僅かなX線量でも正確に画像化することでなし得ることであり一般レントゲンレベルの超低線量においてもクリアなCT画像を得ることが可能である。

    製品名称:Discovery CT750 HD
    医療機器認証番号:21100BZY00104000
    薬事販売名:マルチスライスCTスキャナ LightSpeed 類型 “Discovery CT750 HD”
    製品名称:Veo
    医療機器認証番号:21100BZY00104000
    薬事販売名:マルチスライスCTスキャナ LightSpeed
    類型“Discovery CT750 HDオプション構成品 画像再構成サーバー(Veo)
     
    本製品は4月13日からパシフィコ横浜で開催される、ITEM in JRC 2012(ITEM2012 国際医用画像総合展)で展示予定である。

    Discovery MR750w 3.0T
    “Insightful technology & Caring Design”

    被写体の様々な体格への適応や検査環境の向上を目的として、欧米では開口径のより広いワイドボアMRIの需要が増えている。しかし、従来の設計思想ではワイドボア化と撮像能力の高性能化を両立することは困難である。Discovery MR750wは、「Discovery MR750」のハードウェアをベースに、ワイドボアMR固有に必要とされる新技術を搭載することで、ワイドボア化と高い撮像能力の両立を実現した。
    <特長1> 局所から広範囲まで高画質
    ・静磁場マグネットの設計デザインを一新し70cmワイドボア3Tではクラス最高の磁場均一性0.27ppm@40cmDSVを実現(*Typical値)
    ・送信RF均一性に関しては、位相比・振幅比をコントールできる機能を強化したMulti Driveを実装。
    <特長2> GEM(Geometry Embracing Method)コイル
    ・専用設計コイルと高いスループットの両立
    画質に優れた各領域専用設計コイルの思想を受け継ぎ、異なる形状のコイル素子を配列。患者テーブルに埋め込むことにより高画質と高スループットの両立を実現。また、頚部領域は患者の体格に合わせたコイル素子を選択可能。
    <特長3> 非侵襲的なアプローチ
    躯幹領域の非造影MRアンギオグラフィ(「Inflow IR」等)は勿論のこと、頭部非造影パーフュージョン 「3D ASL」をはじめとして、肝臓等のFat Fraction(脂肪含有率)をマッピングできるIDEAL-IQが新たに加わった。

    製品名称:Discovery MR750w
    医療機器認証番号:223ACBZX00061000
    薬事販売名:ディスカバリーMR750w
    製品名称:GEMコイル 3.0T
    医療機器認証番号:223ABBZX00135000
    薬事販売名:GEMコイル(3.0T)
     
    本製品は4月13日からパシフィコ横浜で開催される、ITEM in JRC 2012(ITEM2012 国際医用画像総合展)で展示予定である。

    FlashPad(ワイヤレスフラットパネルディテクタ)搭載
    一般撮影装置 Discovery XR656

    全領域を緻密に精細に。画質を極めたFlashPad。
    GEフラットパネルディテクタの特長は検出器がワイヤレスになったこと。大量データの高速通信を可能とするUltra Wide Band無線技術を採用。
    従来からのポータブルディテクタにも備わる低線量域での高DQE、キャリブレーション不要な1枚成形。しかも高速撮影・連続収集が可能であることを最大限にいかすGEのAdvanced application。
    ・VolumeRAD(トモシンセシス)*
    スピーディかつ高画質に実現するVolume RAD。 取得した多数の画像情報をもとに、任意の深さの断層面を生成することで、重なりあう臓器の奥にある身体の深部の状態を観察可能に。
    ・オートイメージペースト*
    これまで煩雑であった長尺撮影を全自動化。全脊椎/全下肢領域における撮影をよりいっそうスムーズにし、検査効率を大きく向上することができる。
    ・デュアルエナジーサブトラクション*
    2種類の異なる管電圧で撮影した2枚の撮影データから、 エネルギー差による情報を差し引きすることで、単純画像に加え、骨を除いた軟部組織画像、および骨組織画像を作成する。胸部・腹部領域の検査に適用できる。(*オプション)

    販売名称:据置型デジタル式汎用X線診断装置 Discovery
    医療機器認証番号:221ACBZX00068000
    Discovery XR656は、上記医療機器の類型Discovery XR656です。
     
    本製品は4月13日からパシフィコ横浜で開催される、ITEM in JRC 2012(ITEM2012 国際医用画像総合展)で展示予定である。

    セミナー情報

    共催ランチョンセミナー
    ランチョンセミナー3

    「次世代テクノロジーによる心臓CTへのインパクト」
    日時:4月13日(金) 12:00~12:50
    会場:パシフィコ横浜 会議センター 302
    司会:吉村 宣彦 先生(新潟大学)
    演題:Discovery CT750 HD心臓CTへの新しいアプローチ
    演者:平本 卓也(GEヘルスケア・ジャパン)
    演題:知らなきゃ損!-進化する心臓CT
    演者:町田 治彦 先生(東京女子医科大学東医療センター)

    ランチョンセミナー14
    日時:4月14日(土) 12:00~12:50
    会場:パシフィコ横浜 会議センター 302
    司会:村上 卓道 先生(近畿大学)
    演題:新世代マルチドライブ3T-MRが開くImagingの新たなとびら
    ~GE Discovery MR750w 3.0Tの初期使用経験と将来展望~
    演者:植田 琢也先生(聖路加国際病院)

    ITEM in JRC 2012ブース No.233 パシフィコ横浜展示ホール

  • GEヘルスケア・ジャパン-製品速報

    詳細レポートは、RadFan2012年6月号(5月末刊行)に掲載いたします!

     川上 潤氏(代表取締役社長兼CEO)は、「GEヘルスケア・ジャパンでは、“Silver to Gold”戦略に基づき、従来の『患者さんにやさしい、病院にやさしい』よりもさらに一歩進んで、『人にやさしい、社会にもやさしい』製品を開発してきました。今回のITEMでは、超高齢社会を見据えて開発・製造した世界仕様モデルである16列のBrivoCT385、ワイドボアで閉所へのストレスを軽減し、高撮像能力を両立したDiscovery MR750wをはじめとするたくさんの新製品を展示しています」と今回の展示コンセプトを語る。



    Brivo CT385(CT)
    Discovery MR750w 3.0T(MRI)
    SuperBeeシリーズ(移動型汎用X線診断装置)
    InnovaIGSシリーズ(血管撮影装置)

CT

Brivo CT385(CT)

 16列CTで世界最小の設置面積を誇る国内開発のCT装置「Brivo CT385」は、実際に目にするとまずそのコンパクトさが実感できる。

 ハードのコンパクトさだけではなく、16列CTとしての機能の高さも充実している。
 スマートポジション機能により、患者のポジショニングが簡便に行えるようになった。これにより検査する側にとっても、姿勢が取りやすくなる患者にとっても、ストレスが軽減される。

 また、目の水晶体や乳房など放射線感受性の高い部分で体前面から照射するX線量を制御する新機能も搭載。これにより、患者の被ばくに対する不安やストレスも軽減できる。

ITEM in JRC 2012 (ITEM2012 国際医用画像総合展)製品情報

Discovery MR750w 3.0T(MRI)

 ワイドボア化と高い撮像能力を両立させたMRI。

 3種類の異なる形状のコイルをテーブ ルに埋め込むことで、高画質と高いスループットを実現している(GEM PA)。
 頭頚部コイル(GEM HNU)は患者 さんの頭部の角度を変更できるチルト機構により、円背等の患者さんの負担を軽減できる。
 さらに、GEM HNUはテーブルの両 端に設置でき、足からガントリに入っても頭部領域の検査を受けることができる(205cm Feet First)。
 また、テーブルパッド(Comfort Pad) は低反発素材を採用し、パッド内の密度を最適配分することで長時間同じ体勢で検査を受けられる際の患者さんの負担を軽減している。
 新しいMRは、患者さんが無理な体勢を とることなく検査を受けられるこのような工夫が数多く盛り込まれている。

 なお、MRIガントリもCaring Designというキャッチコピーの元、両手で患者さんを包み込むような曲線を採用し、両サイドにLEDス トライプを配置することで見た目にもMRI検査への抵抗感を和ら げてくれるデザインに仕上げている。

ITEM in JRC 2012 (ITEM2012 国際医用画像総合展)製品情報

SuperBeeシリーズ(移動型汎用X線診断装置)

 X線回診車は、自由に飛び回る蜂のように、院内を移動して患者に寄り添うというコンセプトから“SuperBee”という愛称が付けられた。
 ワイヤレスFPD「FlashPad」を搭載したデジタルモデルの「SuperBee XR220 digital」、デジタル拡張性を備えたアナログモデルの「SuperBee XR200 digital ready」、従来の技術を継承するアナログモデルの「SuperBee XR285 analog」の3機種が発表されている。

 ボディは小さく小回りがきき、重さが約450kgありながら女性でも片手で軽く押すだけで移動させることができる。

 「FlashPad」搭載のモデルでは、撮影した画像をUWB(Ultra Wide Band)で装置側に送信、速やかに本体上のモニタに転送・表示する。

ITEM in JRC 2012 (ITEM2012 国際医用画像総合展)製品情報

InnovaIGSシリーズ(血管撮影装置)

 血管撮影装置では、搭載されたFPDのサイズが異なる「InnovaIGS520」、「InnovaIGS530」、「InnovaIGS540」の3機種が発表された。

 高い精度が求められるIVRにおいて的確なサポートを目指すInnova IGS(Image Guided System)シリーズ。肝臓の栄養血管を自動で抽出しカラー表示することで、手技を行いやすくする「FlightPlan for Liver」をはじめとする多彩なアプリケーションが搭載されている。

 オプションとして、チルティングテーブル、ラージディスプレイモニタなどが用意されている。