EIZO

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ブースインフォメーション

EIZOブースでは、同社が画質向上に対して開発した様々な機能が紹介されていました。

製品情報

モニタ

手術室向けソリューション

 今回、様々な病院にヒアリングを重ね、手術室用の「きれいに映るモニタ」から更に進化した、「臨床に即したモニタ」として、手術室向けソリューションを提案した。内視鏡やCTなどのモダリティからの画像、検査画像、心電図など全てを集約させ、その中から必要な画像をタイムリーに映し出せるようになっている。
 従前のタイプでは画面を単に分割し、画像を複数表示するのみであった。それに対し、画像を選択するアイコンを「手術前」「手術後」など、手術フローに即したものにしている。そして医師が使う情報を予め覚えさせておき、アイコンをタッチするだけでその情報を映し出せるという、現場で「使える」モニタとなっている。また、ワンタッチで情報を投影できるようなアプリケーションも開発中である。
 手術室向けソリューションは、事前のヒアリングを活かし、無駄な部分を省いた「Leanモニタ」も含む。従来のモニタは様々な端子が付き、厚みもあったが、「Leanモニタ」は薄さや安全面にも配慮し、必要な機能のみを付けた。施設によって使っているものは異なるので、今後もコンサルティングを重視し、1つ1つの施設に対応した製品を作っていく。
 

 

モニタ

オプティカルボンディング

 同社は画質向上の試みとして、「オプティカルボンディング」を取り入れている。これは、液晶モジュールとクリアパネル(またはタッチパネル)を樹脂で貼り合わせる技術であり、効果としては高輝度表示、や映り込みの抑制、耐久性、結露の防止、タッチパネル入力の一体感が挙げられる。既に船舶には用いられており、今回、医療界にもこの技術を使ったモニタを提案している。
 

 

モニタ

AR(Anti-Reflective)

 オプティカルボンディングと同様に、高精度な画像の提供を可能とする「AR(Anti-Reflective)」がある。モニタの表面にARを貼ることにより外光を防ぎ、メリハリのついた画像を表示できる。オプティカルボンディングと同様、医療向けにはまだ製品化はされておらず、このモダンホスピタルショウでの意見を参考にするという。