|
E-Mail座談会
Rad Talk ITEM2004総決算
これはダイジェスト版です。全文は2004年6月号に掲載されています。ぜひご覧ください!
出席者
高原太郎(東海大学)
高橋光幸(横浜栄共済病院)
高橋俊行(昭和大学付属豊洲病院)
高原 高橋光幸さん(以下、高橋(光))、高橋俊之(高橋(俊))さん、こんばんは。
それではさっそく、この間のITEM2004に関するRad Talkを始めたいと思います。何でもかまいませんので、気がついたことを話して下さいね。
でははじまりはじまり…。
高橋(俊) 高原先生、高橋光幸さんよろしくお願いいたします。
高橋(光) 高原先生、高橋(俊)さん、よろしくお願いします。
そうですね。毎年ITEMに参加していますが、今回はこのRAD-FANの企画があるということで丸一日、時間をいただいて各社ブースをMR、CT、WSを中心に見て回りました。
今年の全体の印象というと2点あります。まずITEMがますますイベント色が強くなってきたことです。AZEさんが、あのアイフルのCMで有名な清水章吾さんを招き入れたり、東芝さんは大相撲の朝青龍さんが来られたそうです。なんでもモンゴルにCTを送るそうで、すごいですね。
高橋(光) 会場はどうでしょう、今年はすごい人数だなーというのがなかったんですが。もちろん最後の日のみの正式参加でしたから1日目、2日目はわかりませんでしたが…。
高原 来場者はITEMのホームページにでていましたよ、確か。
http://www.jira-net.or.jp/item/item_2004.html
延べ4万人、実数で1万9千人ですね。10%ぐらい前年よりも増えたようです。
そういえば、今年のパンフレットは、あいうえお順と番号順の両方掲載されていてわかりやすかったです。改善してくれたようで、うれしかったです。
高橋(俊) GEのブースで気になったものとしてTVAがありますね。
これは確ADSL等の高速回線で装置と会社をつないでアプリケーション側からリモートで病院のコンソールを動かし、操作方法等を教えていただけるものですよね。これは画期的だと思います。今まで電話等で話しながら操作等を教わっていたのに比べてずいぶん時間短縮になり目の前で操作されるので間違いがないですよね。
高原 なるほど。電話だとまどろっこしいので、それは良いですね。
高橋(光) 実はこれ、ずーっと昔から思っていたことなんで実現したんだーとちょっと興奮してしまいました。実際にそういう場面に遭遇したことが何度もありますよね。これは絶対良いサービスだと思うんですよ。各社追従すると思いますが、こういうのはGEは早いですね。特にWSなどで、苦しんだときが有効かなーと思ってます。
話は変わりますが、GEも新しい、CT Light Speed PRO16がでました。これはようやくGEも0.4SEC回転を実現したというものです。その分S/Nが落ちるので、より大容量の管球(同じ画質を得るにはMAを大きくしなくてはならない)ができたというところです。この管球は64列にも適応するということなので、各社噂があるRSNA
64列発表 に向けた動きなんでしょうね。
16列も市場はMATUREになってきたので、でも今年、うちもCTを更新するのですがあーっというまに古い機種になりそうで、ちょっと寂しい気持ちになりますね。
どこのCT装置でもそうなんですが、被曝軽減のソフトの充実はすごいですね。GEはSMART MA、AUTOMAでXY、
Z方向の3軸で被曝低減を実現しました。
http://www.asahi-net.or.jp/~tv4m-tkhs/geitemct04/geitemct04.html
ちょっとこの部分取り組みがすごいなーと思いました。あの、かの有名なFDAは、査定が厳しいということなので、それを通過してきた前述の技術は、信頼性の高いものがあるのでしょう。
高橋(光) フィリップスのMRIですが、新しくインテラアチーバがモックアップ展示されていました。デザインはかっこよかったですよね。
個人的には、フィリップスのMRIにIVIみたいなカッティングできる機能がついたことが妙に嬉しかったです。僕はユーザではないのであまりありがたみはわかりませんが、EXAM
CARD(リリース11)
http://www.asahi-net.or.jp/~tv4m-tkhs/philipsitem04/philipsitem04.html
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5736/benkyoukai/JRC04philips/philipsMR04.htm
からできるようになったのですが、やはりこういうのは便利ですよね。ネットフォーラムで、撮影条件を探したり、アップロードできる機能もいいですね。こういうのは大好きなんで、羨ましい限りです。
あと目を引いたのが、冠状動脈の3D画像です。これはAZEのVIRTUAL PLACEの画像でしたがナビゲータを用いた、B-TFEの元画像が綺麗だから処理できる技なんですよね。ふーん、すごいなー綺麗だなーと多くの人はそう思ったでしょうね。
高橋(俊) EXAM CARDはとても便利ですね。同一カード内では同じローケーションなら一つのシーケンスを決定すれば、他のプランも自動的に設定されます。今まででもかなりユーザーフレンドリーに感じていましたが、これなら新人やローテータの指導も、撮影だけなら随分手間がはぶけると感じました。
高橋(光) 高橋俊行さん、すごく便利になったんですね。
僕は少しだけ、高橋俊行さんとあるサイトでリリース6(でしたっけ)を触ったことがありますが、そうですか。自動的にというのはまた心憎いですね。
高橋(俊) また、当直時の検査などもスピード優先でしたら便利ですよね。ネットフォーラムは聞くところによるとユーザーのURLからも、シーケンスがコピーされる機能が付随するみたいですね。これで高原先生が行っている最新の撮像法も、高原先生のURLからダウンロードして自分の施設で撮影出来るようになりますね。これは本当に嬉しい機能です。
高原 へーそうなの? それは知らなかった(^^)
高橋(光) 次はシーメンスにいきましょう。
Timという概念はすごいですね。高原先生の全身拡散強調画像、あれがあれば簡単にできるのではないんでしょうか? Tim
最高で32チャンネル、けちなこと言いっこなしで一気に32ですか、すごいですね。おまけにARRAY-ARRAYのつなぎ目も、ARRAYとして使えるということで、少しMRのコンセプトが他社とは違ってきているなーと思いました。でもよーく考えると、以前よりシーメンスはマトリックスコイルとか、なんとかでやってきていたので発展した形がこのTimではないかと思います。
高原 そうですね、iPATなどで開発を続けてきた集大成、と言うことができますね。
高橋(俊) 気になって、下肢用のMatorixコイルを持ってみたのですが、女性の技師さんでも持てる程度の重さで予想より軽かったですよ。コイル自体は一本の支柱にコイルが両側にぶら下がっている構造で、患者さんの足の間に置いて、コイル自体は巻き付けて使用するそうです。コイルの重みが患者さんに負担にならないのは良いですね。
高橋(光) そうですか? それはすごいですね。あのミノムシみたいなコイル、重いと辛いものがありますよね。軽いということはいいですね。
高原 確かに非常に軽いですね。これは大きな利点ですね。
高橋(光) 東芝のMRI ですが、新MRI装置Vantageのモックアップ展示がありました。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5736/benkyoukai/JRC04TOMRI/JRC04TOMRI.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~tv4m-tkhs/toshibaitem04/toshibaitem04.html
まず、デザインですが、いいですね。CTもそうですが綺麗という印象があります。ガントリーがとても小さいということで、実際に生で見たのですがやはり小さい。とても良いものを製品化したなーと感じました。
ショートジオメトリーの採用で一番問題になるのは磁場の均一性ですが、ここが、一番技術的にハードルが高かったのではないでしょうか?
なぜかシャーカステンのそばに行くと、体部の拡散強調画像が置いてあって吃驚しちゃいました。
従来の8チャンネルスピーダー用のコイルにNVアタッチメントをつけることでNVArrayコイルに早変わりでした。とても綺麗な展示画像を出していましたね。
実際の見学ではちょうど女性のモニターが、ガントリーに入る実演をしていてとてもためになりました。骨盤の検査でも十分に顔、体がでるんですね。骨盤ですよ。
高橋(俊) 今使っているNT-Interaでもショートジオメトリーと思っていたのですが、実際の臨床では閉所恐怖症の患者様では施行できない人もいます。今後もショートジオメトリー化は進むでしょうね。拡散強調画像は自分も見てきました。ダイレクトコロナールの画像では肩の周辺も綺麗に描出され磁場の均一性が高いのが画像を見ていても実感しました。正直驚きました。
高橋(俊) AZEのブースに初めて行ってきたのですが、とても良かったですね。個人的には心臓解析やパーフュージョンなども興味はありますが、肝臓体積測定プログラムには感動しましたね。自動範囲認識は動脈相、静脈相2層のCT値の差が10程度でも認識して静脈や門脈なども半自動で認識します。ヒストグラム解析などから肝臓範囲も認識していました。高橋光幸さんはどうお感じになったでしょうか?
高橋(光) はい。僕は頭、頭の3D CTAと、心臓のアプリがあるということでAZEに行きました。
頭は、今骨処理に苦労しているので、ぜひ欲しいと思いました。ただ、単純とらなきゃいけないんですよ。そういう仕様だとは知らなかったものですから。でも単純は低線量で良いらしいですよね。これは、これだけで売れる!!と思いました。
ごめんなさい。肝臓のソフトですよね。これ全く興味ありません。内容を読んで、そうだったんだーと…。すみません。
冠状動脈は、あれってなんか工夫あるんですか? ただの3D VRのような気がしますが、取材時間がたっぷりあったわりには待たされて?清水章吾さんがお見えになった?ほとんど見ていないんですよね。
あとはザイオのFUSIONソフトに興味がありました。高原先生、高橋俊行さんのWEBにありますよね。あまり説明を聞くことができなかったので、これもWEBを見てそうだったんだーという感じです。
高原 僕もAZEのワークステーション、アプリケーションが増えてきてなかなか使えるなあと思いました。つまらないことのようだけれども基本的操作性が良いのはユーザーにとって朗報だと思いました。
ザイオのFUSION、もうすぐ東海に入ります。拡散強調画像で本当に欲しいので、今から楽しみにしています。後処理の時間が増えてまた読影が大変になってしまいますが。
高橋(光)
http://teleradiology.jp/MRI/03_houkoku/JRS2004/aze_zio_tera/WS.html
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5736/benkyoukai/JRC04ZAIO/JRC04ZIO.htm
この高原先生と高橋俊行さんのWEBに報告がありますが、実はこのFUSIONソフト、今後PETの各種のデリバリーが始まると、すごく需要
が多くなってくると思うんですがどうでしょうか? ブースでもザイオの方に力説してしまいましたが…。
高原 そうですね。最近は健康診断の結果(PETを含む)をCDで持ってくる人もいますので、こういうときには使用できることになりますね。
これはダイジェスト版です。全文は2004年6月号に掲載されています。ぜひご覧ください!
|HOMEへ戻る|
Copyright 2003-7 Medical Eye, All rights reserved.
●お問い合わせは eda@medical.email.ne.jp
| |