NEWS 2007.12.05



RSNA2007 Special Report ― PHILIPSブース

今年度のPHILIPSの展示も大規模なものとなっており、ブース面積およそ3000平方メートルの中に多数の機器展示がおこなわれていた。今回のPHILIPSの展示は「People Focused.Healthcare simplified.」として、患者志向のヘルスケアをメインテーマとしている。今回注目の製品を紹介する。

Brilliance iCT(薬事未承認)

同社CTの新製品は、256列CT「Brilliance iCT」。Segmented Anodeを取り入れた 新しい管球、Nano-Panel Detector、High Speed Processorの3点を組み合わせた 「Essence Technology」と呼ばれる最新技術を搭載している。
「iCT」の大きな特長の一つは、冠動脈撮影などで被ばくを低減しながら、迅速かつ、 より正しく行うことが可能になる点である。「Essence Technology」によって超高速 スキャン、画像再構成時間の短縮を実現。また、タッチ式の簡便な操作パネルや、 撮影後の画像を自動解析するシステムなどによって検査時間の短縮を図り、スムー ズな画像診断につなげる。
「iCT」の日本への導入予定は未定だが、今後出荷される「Brilliance 64」はすべて 「Essence Technology」搭載モデルになるとのこと。



Big Bore PET/CT(薬事未承認)

PET/CTの最新製品。特長の1つはガントリ内径が広いこと。一般的な装置のガントリ内径約75cmに対し、同製品は85cmとまさに「Big Bore(大きな穴)」。体型の大きな患者が検査を受けやすくなるだけでなく、深部にある腫瘍を検出する際に、患者が体位を変えながら検査を受けることも可能になる。もう1つの特長は、CTとPETが前後に分離したデザインになっていること。これにより、患者があまり閉塞感を感じずに済む。また、前後の装置の間に人が通れるので、看護師が患者に酸素吸入等の介入を行うことも可能。患者にとってメリットの多い設計がなされた装置と言える。



Achieva:Mammo Trak(薬事未承認)

今回の展示で注目されていたのは開発中のマンモ撮影台システム。既に日本国内販売が開始されているMRマンモグラフィ専用のコイルは1.5T用と3.0T用があり、そのコイルを撮影台システムに組み込む形で患者の快適さと検査効率が向上することが期待される。トローリーは横にスライドでき、患者は撮影台の上にうつぶせに乗るだけで撮影ポジションを固定したままガントリ内に入ることが可能となる。また将来的には撮影台に乗ったままマンモバイオプシーができるように考えられて設計がなされている。








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