NEWS 2007.11.15


第35回日本放射線技術学会秋季学術大会にて
4社協賛で「ハンズオンセミナー」を開催
〜清 哲朗氏がモーニングセミナーでeFilmとAQNETについて講演〜



清 哲朗氏(岡山大学)

モーニングセミナーの様子

臨床画像を使用しながら説明。

 第35回日本放射線技術学会秋季学術大会において、インフォコム(株)、(株)エルクコーポレーション/テラリコン・インコーポレイテッド、(株)ナナオの4社協賛により、各社製品を実践的に紹介する「ハンズオンセミナー」が開催された。ハンズオンセミナーは3日間に分けて6回開かれ、参加者は講師の指導を受けながらコンピュータを実際に操作し、その機能を体感していた。
10月26日の特別モーニングセミナーでは、清 哲朗氏(岡山大学)が「日常診療における2D、3D画像の統合と融合 〜できる! eFilmとAQNET〜」と題し、インフォコム製eFilm、テラリコン製AQNETについて講演。
まず、モニタ診断の利点をとして、@大量画像データの高速表示が可能、A表示条件を読影者が自由に変更・調整できる、B過去画像の呼び出しと比較が容易、C画像保管スペースが圧縮できる、D3D処理・Fusion・CADといった診断補助機能が付加できる、といった点を挙げ、続けて不満に思う欠点を、@操作が分かりにくい、Aシステムエラーによる作業中断が生じる、B画像呼び出しが遅い、C最初開いたときのディスプレイ条件、配列が一定しない、と述べた。
モニタ診断の利点・欠点を列挙した後、理想のモニタ診断環境は「速い・簡単・固い(安定する)」環境であるとし、さらに「日常読影業務の大半は比較であり、比較するためには条件を揃える機能が極めて重要である」と語った。
これらの条件クリアするために2D画像読影下において、「eFilmは、多方向で再現性があるところが良い点の1つで、スタック表示を流しながらできる。さらにマニュアル同期で上下方向の追従性があるように使用することが可能で、FOV条件を揃えて判断できる」と、実際の同期作業や比較を行いながら利点を語った。
続けて3D画像、ボリュームデータの取り扱いの問題点について、@サーバー容量が圧迫される、A専用ワークステーションが高価、B操作の習熟に時間がかかる、C通常のDICOMビューアでの観察が困難、と話した。
これら問題点を解決するために、AQNETを使用すると「速く、簡単に端末の処理能力に依存しない高度な3D処理ができる、ボリュームデータの比較読影が、必要な人が、必要な場所で、自由に使える」と実際に3D処理した画像も表示し、有用性を語った。また、「放射線科医が2mmの断面から3Dを想像できるのは都市伝説。AQNETを利用した生きた3D処理が必要」と述べた。
さらに他施設への紹介患者のためのデータ出力については、「eFilmはCD出力も可能であり、DICOMインポート機能で他施設からの画像入力にも対応できる」と話した。
実際の臨床画像を使用しながら、読影者にとって比較しやすい手順や環境を築き上げるために、いかにeFilmとAQNETが有効であるか、分かりやすく説明した。

 

 

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