NEWS 2007.10.31


AZE、「INNOVATIVE AZE 2007 TOKYO」を開催
〜パワーアップセミナー「和心伝心」も11月17日より開催予定〜


東野 博氏
 
片平和博氏
北川覚也氏
寺島正浩氏
畦元将吾氏
会場風景

 (株)AZEは、2007年10月19日、CONRAD TOKYO(東京都港区)にて「INNOVATIVE AZE 2007 TOKYO」を開催した。本セミナーは今回で13回目の開催となる。
 前半の部では、望月輝一氏(愛媛大学)座長の下、2講演が行われた。はじめに東野 博氏(愛媛大学医学部附属病院)が「マルチモダリティ心臓解析(フュージョン)」と題し、マルチスライスCTによるCTA画像と、その他のモダリティ(MRI、核医学など)によって撮影した画像との重ね合わせによる多くの解析方法について解説した。WSならではの有用性としては、タギング法によるシネMRの心機能解析を紹介。また、Fusion画像やSPECTのブルズアイ表示、3D画像などから得られる情報は、視覚的なインパクトも大きく正確な診断に繋がることから、各種モダリティ情報の重ね合わせの重要性を述べた。
  続いて片平和博氏(熊本中央病院)が「冠動脈CTの新たなる快適読影法―AZE Terminal Serviceを用いて」と題し、ネットワーク接続によって院内最大20台の端末からAZE Virtual Placeが使用できる「Terminal Service」の活用法、特に同製品の冠動脈CT読影におけるSliding thin Slab MIP法の有用性について、症例と合わせて紹介した。64列マルチスライスCTの普及に伴い冠動脈CTの需要が増えているが、CPR画像を作成してもWS上でないとボリュームデータとして読影できないという問題も、Terminal Serviceならば院内どこからでもWSにアクセスしてその機能を活用できるため、CPR画像の3D・4D読影、前回比較、Phase情報の一覧表示など、冠動脈CTを快適に読影するための機能を誰もが最大限に活用できると述べた。
  後半の部では、佐久間 肇氏(三重大学)座長の下、2講演が行われた。北川覚也氏(Johns Hopkins University)が「パトラック法を用いた心筋パーフュージョンMRIの定量解析」と題して講演。心筋パーフュージョンMRIとそのパトラック法による定量解析を紹介した後、心筋血流定量解析結果は、radio-water PETによる結果とよく一致することから「今後、MRIによる定量解析は、PETに匹敵する」と述べた。さらに定量解析を行う意義として、@診断のばらつきを抑える、Aブルズアイ等を用いた分かりやすい結果表示、B視覚的評価では検出困難な異常の評価と紹介した。
  次に寺島正浩氏(Stanford University Medical Center)が「動脈硬化プラークイメージング―Atherosclerotic plaque imaging by MRI―」と題して発表。「positive remodelingは有用な所見になり、MRIではプラークに関して1個1個同定することが可能になる。さらに分子イメージングや細胞イメージングを使うことによって不安定プラークの非常に重要な要素を見つけることができ、最後にはMRで得られる心筋の情報を一緒に入れることによって不安定なプラークを持つ不安定な患者を同定することがMRで可能になってくるのではないかと期待している」と述べた。
  最後に、同社社長の畦元将吾氏が、会社概要と新製品の紹介を行った。同社の特長は「高画質な3D」「マニュアル要らずの操作性」「将来を見据えたネットワーク型WS」にあると語る畦元氏。主力製品「AZE Virtual Place」の全国での販売実績は700台に到達、米国のFDAも取得しているとのこと。また、Terminal service強化、データ転送高速化、全自動冠動脈解析、CT細血管解析・CPR表示強化、マルチボリュームフュージョン内視鏡、脳血管造影1相抽出など、年内リリース予定のソフトについても発表。これらはみな現場のドクターからの要望を反映したものであり、「AZEは常に現場にいます」というモットーに基づくものであるという。
 
  なお、AZEパワーアップセミナー「和心伝心」については、11月17日(土)東京での開催にはじまり、大阪、福岡、愛知、北海道などで2008年8月までに19回にわたって開催すると発表した。 http://www.aze.co.jp/powerup_seminar.html

 

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