NEWS 2007.8.24
文部科学省「がんプロフェッショナル養成プラン」が放射線科に及ぼす影響
─ 放射線腫瘍学講座の独立と医学物理士の臨床への本格的参画
順天堂大学医学部・大学院医学研究科放射線医学講座
唐澤久美子
はじめに
文部科学省「がんプロフェッショナル養成プラン」の選定結果が7月31日に公表された。同プランは、がん医療専門家の養成プログラムを支援するもので、本年5月に新規募集され、全国の国公私立大学から22件の応募があり、ペーパーレフェリーによる書面審査、選定委員会での審査を経て、18件のプランが選定された。申請担当大学18校は医学部を有する大学であるが、共同申請大学を含めた参画校は83校に及び、その中では医学部を有する大学66校以外に、医療系学部を有する大学15校、理工系学部を有する大学2校を含み、医学系教育に及ぼす影響は大きいと考える。それぞれの取り組みに年間1.5億円を上限として、基準1億円の補助金が、2007(平成19)年度から2011(平成23)年度までの5年間支給されることになる。
公募の背景
同養成プランは、@がんの予防および早期発見の推進、Aがん医療の均てん化の促進、B研修の推進などを施策とした「がん対策基本法」が今年4月に施行されたことを受け、がんに特化した医療専門家を養成する大学を支援する目的で公募されたものである。「がん対策基本法」の第二節「がん医療の均てん化の促進等」には、「専門的な知識及び技能を有する医師その他の医療従事者の育成」として、「第十四条国及び地方公共団体は、手術、放射線療法、化学療法その他のがん医療に携わる専門的な知識及び技能を有する医師その他の医療従事者の育成を図るために必要な施策を講ずるものとする」との記載があり、これを受けたものとなっている。
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○関連リンク
文部科学省
平成19年度「がんプロフェッショナル養成プラン」の選定結果について
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