NEWS 2006.12.28



東芝メディカルシステムズ、「第3回 ママと赤ちゃん、そしてパパのための超音波セミナー」を開催

東芝メディカルシステムズ(株)は、12月9日、浜離宮朝日ホール(東京都中央区)にて「第3回 ママと赤ちゃん、そしてパパのための超音波セミナー」を開催した。

医療関係者のみならず、妊婦や夫婦が多く参加した本セミナー。総合司会を務めた国立成育医療センターの名取道也氏は、「産婦人科で聞きたいことを聞けずにいるお母さんが多いのではないか。どんどん医師に質問し、赤ちゃんのために正しい知識を得てください」と挨拶。次いで愛和会愛和病院(順天堂大学名誉教授)の竹内久彌氏が、「一流の先生の講演を聞いて、赤ちゃんたちの経過を見ながらお産までの時間を有意義に過ごしてほしい」と述べた。

まず、名古屋市立大学の種村光代氏が司会を務める中、「おなかの赤ちゃんは順調に育っていますか?」と題して藤田保健衛生大学の関谷隆夫氏が講演。「病気かそうでないかだけでなく、赤ちゃんが“どうしているか”を見ることが大切」と語り、羊水の量や超音波ドプラで見る血流などから、赤ちゃんの状態を知ることができると説明した。

次に聖隷浜松病院の石井桂介氏の司会のもと、クリフム臨床胎児医学研究所MCの夫律子氏が「おなかの赤ちゃんに病気があるか、みてもらいたい」の演目で講演を行った。NTといわれる項部のむくみについてや、中期スクリーニングにおける眼球や四肢などの確認の大切さを説明。また、おなかの赤ちゃんの病気が発覚した夫婦の実例も紹介した。

休憩を挟んでの後半は、まず東芝メディカルシステムズ(株)超音波事業部の辻野弘行氏が挨拶。東芝グループ全体の医療機器への取り組みについて、ピンクリボンや植林などの活動について説明がなされた。

続いて「もし病気があると言われたら、どうしたらいいの?」と題して岩手医科大学の室月淳氏が講演。日本で前例のなかった無心双体のラジオ波治療を行ったことのある室月氏は、超音波でおなかの中の赤ちゃんの病気が見えることで、治療を行ったり、生まれてからの素早い対応が可能になったりしていることを説明した。司会の国立病院機構長良医療センター・川鰭市郎氏は、「現代のお母さんお父さんたちは子供に150%を求めていないか。妊娠中はあまり小さなことを気にせず、ストレスなく過ごしてほしい」との意見を述べた。

最後に、Women’s Clinic千葉産婦人科の千葉喜英氏が司会を務め、大分県立病院の佐藤昌司氏が「おなかの赤ちゃんは何ができるの?」という演目で講演。おなかの赤ちゃんの眼球運動のリズムから、赤ちゃんがおなかの中で「寝る」という行為をしていること、赤ちゃんも学習能力を持っているということなどを説明した。

質疑応答では、今おなかに赤ちゃんのいる妊婦たちから様々な質問が行われ、若い女性からは「早く子供を産みたいと思った」との声も聞かれた。

講演の合間や講演後は、会場に設置された超音波機器の前で女性たちが説明に真剣に耳を傾け、超音波診断装置と、おなかの赤ちゃんに関する知識を深めていた。

名取道也氏

竹内久彌氏

種村光代氏

関谷隆夫氏

石井桂介氏

夫 律子氏

辻野弘行氏

川鰭市郎氏

室月 淳氏

千葉喜英氏

佐藤昌司氏

会場に設置されたXario


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