日本解剖学会総会において放射線科医と解剖学者が教育についての共同シンポジウムを開催

2014.03.05

2014年3月27日から開催される第119回日本解剖学会総会・全国学術集会において“人体解剖学および画像解剖学の包括的医学教育:CT・MRIデジタル画像データを利用した解剖学教育システムの構築”と題したシンポジウムが予定されている。
このシンポジウムは放射線科医である国際医療福祉大学三田病院放射線診断センターの奥田逸子氏と解剖学者である昭和大学歯学部口腔解剖学講座の中島功氏がオーガナイザーとなり、画像医学の新しい技術を用いた解剖学教育を考える目的で企画された。
シンポジストには画像医学および解剖学両方からスペシャリストが選抜され、それぞれの専門領域について講演し、討論がなされる予定である。
明治26年(1893年)に始まる日本解剖学会の歴史においても、放射線科医と解剖学者が一堂に会しシンポジウムを持つことは画期的なことである。27日夜にはおそらく本邦初になると思われる放射線科医と解剖学者の懇親会も予定されている。
画像医学を志すものにとって解剖学者と親しくつきあい、意見を交わすことは大変重要であり、貴重な機会である。多くの放射線関係者の参加が望まれる。

第119回日本解剖学会総会・全国学術集会
会期:2014年3月27日(木)~3月29日(土)
会場:自治医科大学(http://www.jichi.ac.jp/anat119/index.html)

S6 人体解剖学および画像解剖学の包括的医学教育:CT・MRIデジタル画像データを利用した解剖学教育システムの構築
オーガナイザー:奥田逸子先生(国際医療福祉大学三田病院放射線診断センター)
        中島 功先生(昭和大学歯学部口腔解剖学講座)
日時:3月27日(木) 16:00~18:00
会場:C会場 

シンポジウム概要
医学生の履修項目に画像解剖学・画像診断学があり、臨床医学の多くの場面で画像診断学が必要とされる。CT・MRIは体内構造物を把握でき、3次元画像から立体的解剖学情報が得られる。人体解剖学を基盤とした画像解剖学の理解と正確な画像診断のためには、解剖学と臨床部門が協力し教育システムを構築することが必要であり、その成果は臨床に貢献する医師の育成に寄与する。本企画は教育システムの構築について多角度から検討する。

1)永島雅文先生(埼玉医科大学 医学部 解剖学) 
「構造の理解」と「画像の解釈」

2)小林泰之先生(聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座)  
CT/MRIによるボリュームデータを用いた3D表示とデータ・マネージメント
 -画像解剖教材の作成に向けて-

3)松尾義朋先生(イーサイトヘルスケア)  
画像診断クラウドを応用した画像解剖・画像診断教育システムの構築

4)上山敬司先生(和歌山県立医科大学 解剖学第一講座)
新時代の解剖学教材の工夫 -CT・MRIの画像を用いた3次元アトラスの作製の経験-

5)粟田さち子先生(群馬大学医学部附属病院 核医学科)    
群馬大学におけるCTを用いた解剖学教育体制と放射線科診断医としての取り組み

6) 中島康雄先生(聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座)   
“人の尊厳と医の倫理”

7) 長谷川仁志先生(秋田大学大学院医学系研究科 医学教育学講座)
主要症状鑑別診断・医療面接OSCE・CT/MRIとリンクした解剖エッセンス
-国際認証のための症例ベース1年次通年統合教育の展開‐

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