Dual energy imagingの肝疾患への応用

2011.04.25

*1奈良社会保険病院放射線診断科、*2奈良県立医科大学放射線科
北野 悟*1、丸上永晃*2、高濱潤子*2、高橋亜希*2、吉川公彦*2

要旨

Dual energy CTでは、撮像後に解析を行うことにより、骨と造影剤の分離、ヨードの定量が可能で、管電圧の異なる画像の合成を行うことにより、腫瘍濃染の検出、血管像評価など、診断に最適な画像が提供できる。Dual source CTを用いた、Dual energy imagingの肝疾患への臨床応用について、紹介する。