粒子線治療の新時代

2012.10.31

粒子線治療の新時代
兵庫県立粒子線医療センター
不破信和
 
 粒子線治療の適応は従来のX線治療の感受性の乏しい腫瘍(頭頸部非扁平上皮癌、肝癌、骨軟部腫瘍など)、早期肺癌、前立腺癌、小児腫瘍などが挙げられるが、今後は他治療との併用により進行肺癌、食道癌、膵癌などの難治癌、また肺転移などの緩和治療への適応拡大も行われるものと思われ、今後の癌治療に大きな役割を占める。

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