最近の脳動脈インターベンションの話題 ─Enterprise VRD併用脳動脈瘤塞栓術

2011.08.25

最近の脳動脈インターベンションの話題

─Enterprise VRD併用脳動脈瘤塞栓術

 

神戸市立医療センター中央市民病院/先端医療センター

坂井信幸

 

離脱型コイルの開発以来の大きな変革と言われるステントの応用がEnterprise VRDの導入により我が国でも
本格的に展開されるようになった。
現在の適応は最大径7mm以上の未破裂脳動脈瘤であるが、従来の開頭手術や血管内治療では良好な成績を
得られなかったものに対する適用が拡がった。
今後も新たな機器の導入が予定されており、さらに発展することが期待されている。