重粒子線治療の特徴と今後の展開

2013.09.26

野宮琢磨(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター)ほか

 重粒子線治療が臨床応用されて20年近く経過する。治療成績で一定の成果を示して来た当施設であるが、今
後は成績改善とともに治療期間短縮も図っていく予定である。また実現しているスキャニング照射の改良や建設
予定の回転ガントリーによる照射が当面の技術的課題である。

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