ソナゾイド造影エコーによる肝細胞癌に対するソラフェニブの治療効果及び肝障害予測

2012.05.01

ソナゾイド造影エコーによる肝細胞癌に対するソラフェニブの治療効果及び肝障害予測
大濱日出子(市立池田病院消化器内科)ほか

 ソラフェニブ投与早期の血流変化により肝細胞癌に対するソラフェニブ投与の治療効果と肝障害の予測が可能か検討した。対象は切除不能、局所治療適応外の肝細胞癌患者で、経時的にソナゾイド造影エコーを行い血流評価をし、造影CT/MRIで効果判定を行い、ソラフェニブ投与3日後の腫瘍部及び非腫瘍部のGmax比が治療効果判定、肝障害予測に有用であると考えられた。