4次元コーンビームCT(4D-CBCT)を用いた 肺腫瘍に対する放射線治療について

2012.02.28

東京大学医学部附属病院放射線科放射線治療部門医学物理室
木田智士 ほか

 原体照射を基盤とする連続回転型の強度変調放射線治療(VMAT)を用いた、最新の肺定位放射線治療を紹介する。VMAT中に撮影された4次元コーンビームCT(4D-CBCT)を用いた、治療中の腫瘍の動きの検証や、実際の投与線量分布の再構成等、より高精度な放射線治療に向けた検証システムを確立した。